最後のおおいなる情熱
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最後のおおいなる情熱

綾瀬涙/エマ・ダーシー/東里桐子

はぁ?最低な男!

2010年11月21日
『君のためだ。君のことを思って言えない。僕がこれからも一生君と一緒にいるとは約束できない。』
意味が分からない。そして勝手に一人で苦しんでいる。彼女が何度も理由を尋ねても決して言わない。

その理由をラスト近くになって知った時どんな納得できる理由を用意してくれてるんだろうと気になって読んでいたが『なんてくだらない理由!』で終えられる陳腐な理由だった。

はっきりいう。今から読もうとしている人読まない方がいい。

これはどこからどう読んでもフォローできない不倫を正当化しようとする悲劇に酔ったナルシスト男の三流話である。

なんで『自分大好き自分かわいそうに扱ってくれ』男に『君は思いやりがない』といわれなならんのか、そして何故不倫を隠して自分を正当化するバカ男に騙されていた主人公の方が謝らなくてはいけないのか。

本当に意味が分からない。謝らなきゃならんのはどう考えても、『君の為に言えない(何が君のためだ笑える!自分がひとりになりたくない自分のためだろう)』と嘘を付き続け妊娠までさせた犯罪的なサディ君に違いない!
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