棺にさよならの花束を
」のレビュー

棺にさよならの花束を

rosca

これは!良いものだ!!

2022年1月2日
209ページ。
死を扱う話は、生を押し付けがちだけど、この作品にはそれが無い。生前葬を望む明星が、麻痺してるみたいに明るいのも納得の過去だし、重くなり過ぎずドラマチックにもなり過ぎず、程よくコミカルなのがリアルで良い。リバなのも本当に良い……このどこまでも対等な関係でいられるのがBLの醍醐味と言っても過言ではない。素晴らしい作品だったし、作者さんの今後が楽しみです。
一推しシーンは、終盤にある、久永が明星の服を畳んでいるところ。
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