二度目の異世界、少年だった彼は年上騎士になり溺愛してくる
琴子/氷堂れん/綾月もか
このレビューはネタバレを含みます▼
KADOKAWAのWebでのコミカライズを読んでとても好みだったので原作が気になりこちらを読みました。Web元作は未読です。という上でのレビューです。まずは、プロローグ、サラが仕事に疲れた20歳OLという設定が出て来ていきなり躓きました。コミカライズでは就活中という設定だったのに？？(就活中の短大生だと思ってました)後に異世界から戻って１ヶ月たっていたけど就活中だったから１ヶ月の音信不通も問題なかった、とあるけどOLが１ヶ月音信不通は失踪案件だし職を辞したばかりの就活中だとしても、ちょっと謎でした。再就職したというのもとってつけたようで、書籍化での加筆と設定変更？かわかりませんがそこに違和感と不明感がまずありました。そしてルークの年齢が違う。これまた受験合格ご褒美デートエピソード入れるための改変だと思うのですが、コミカライズとまた違い違和感が。これは作者さまというより編集サイドの相互問題だとは思うのですが、同じ作品を読んでいるつもりの読者としては致命的に違和感を感じてしまい序盤から残念な気持ちに。自分を救ってくれた初恋の優しいお姉さんが年下になって再び自分の前に現れて、猛攻かけるスパダリ。とっても好きな設定なだけに加筆の辻褄や表現、つながりが無理矢理な感じや微妙になっている箇所があるのが残念な気持ちになってしまったので☆２とさせていただきます。あと魅力的なキャラも多いのですが、掘り下げかたや扱いが半端なのも個人的には残念でした。(これはページ数的なものかもしれませんが。)
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