厳しめに。

ネタバレ

2022年1月6日

このレビューはネタバレを含みます▼ 連載時リアルタイムに読んでましたが、外の世界に出た辺りから話が複雑になり、完結してから読もうと思い、世間が落ち着いてきたのを見計らい、遅ればせながら此度ようやく読み終えました。

厳しめに評価して、実質★3.5
周りがとにかく絶賛していたので、自分の中で期待値がどうしても高くなってしまったのかな。(もう周りの評価一切聞かないようにすべきかな…)

最初は本当に面白かった。本当に。
立体機動装置とか、壁とか。なんて緻密に練られた構成なんだろう、本当に新人作家か？と思いながら、次から次と押し寄せる謎に夢中になりました。
けど話の後半、序盤の緻密さが無くなり、「最早なんでもあり」な展開になってきて、そこからまた読む心は少し離れてしまいました。精神世界な話になっちゃったら、どうこじつけても良い話になっちまう。もう着いていけないよ。終盤の巨人オールスター大乱闘スマッシュブラザーズなんてゲンナリ。なんかもう妥協で読み終えた感じ。

まだまだ言いたいことはある。けどキリがなくなりそうなので略。
ラストは最初から決まっていたんでしょうけど、読み終えてから正直「アレェ…？」とモヤる気持ちの方が強かった。
ただ、これが初連載なことと、最後まで描き終えた諫山先生は素直に尊敬するし、この話を考えたことは率直にすごいと思う。
次回作に期待しています。

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あいさん

(女性/40代) 総レビュー数：104件

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