このレビューはネタバレを含みます▼
あまりにも長いスパンで続編が発表された。
もうハッキリ言って、前作の記憶は薄れています。
養護教諭の天獄に国語教諭の青鬼。
紆余曲折あって、彼らは付き合うようになったという、大まかな所しか覚えてない。
でもとりあえず読む。
ーーーなんか、天獄さんが人を人とも思わない斜め上から見るいけすかない奴が青鬼を見る目も穏やかで、過去に関わったことのある同僚の数学教諭にも、関わったことへの後悔はないと言葉を選ぶように伝えるさまは、天獄を知っている人がいたら?Σ( ̄□ ̄;)のレベル。
これは離れずに、胸に飛び込んでくれた青鬼のおかげ一択!!
そして彼らの周りにも豊兄のおめでたいことや、篤郎ママと篤郎との過去の軋轢などが【再】では取り上げられます。
篤郎ひとりでは乗り越えられずに逃げていた過去も、豊や芳枝おばさまと言った竹を割ったような性格が緩衝材となり、篤郎ママとも向き合えるようになったのは感動しました。
一番ナイスはタクシーの中!
もうタクシーの運ちゃんの顔が忘れられない。
今作品で最高のモブです。
それから忘れてはならない浦部ちゃん!
幸多からんことを願います💗