このレビューはネタバレを含みます▼
全体的に淡々としていて、血の描写はあるけど血生臭さは感じませんでした。
南方戦線や人影、兄への執着、カニバリズム等々ミステリー要素はありますが消化不良で、ミステリーとしては中途半端に感じました。
かといってBLかというと、執着や家族愛はありますが恋愛の要素は感じられず、個人的にはBLとは言い難いかなあ。
多少ストーリーに難があっても、萌えがあれば気にならない方ですが、それもなかった。
物語としての面白さがあれば、BLだろうが何だろうが再読しますが、この作品は再読しないと思います。