このレビューはネタバレを含みます▼
生徒会の引き継ぎも始まり、東京への進学も決まった受け。外見も良く面倒見が良く穏やかで人望もある受け。実は好みのタイプだった後輩の攻めには唯一、冷たい態度を取られ。そんな後輩に、秘密を知られてしまい。
分冊からとっても楽しみにしてましたっ
単行本になってめちゃくちゃ嬉しいーー！
中盤からラストにかけ、巻を増す毎に受け攻め共により魅力的に人物像が描かれてます。ストーリーも良く相手への好きが深まる毎に表情に出てきて、最高。
自分の中にある同性への性の対象は、浅ましいと抱えていた受けが、本当は、少し抜けてて危なっかしい所もエロい、そんな素の姿を攻めにだけ見せられる様になっていく所が可愛くて、救われます。
最初はそっけない攻めが、受けの内面を知り、惹かれていき、自信がない受けに一歩も引かず真っ直ぐ向かってくるのも、予想上回る良さでした。
勢いから始まった出来事を、勢いのままにせず、
1年の遠距離を得て結ばれる、のも素敵です。
大学編の2人と、描き下ろしも2人の甘く、攻めのスパダリ具合に萌えました。
「かりそめビッ/チ南くん」の作者さま。内面の魅せ方、紐解き方の見せた方がお上手です！
他、作品も読みたくなりました。本作の続編、是非是非、心からお待ちしております。
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