高校時代、ひょっとしたらのリアリティあり





なお野球部に復帰した貴史は、一つ上の好きだった先輩女子マネージャーとH。その後、その先輩と付き合うことに…
ストーリーの内容、展開、また人物を含め丁寧に描かれた作品で、個人的に、これまで読んだ中ではベスト3に入ると思いました。特に主人公高成の、Hはしてみたいけどと、好きだけど彼女を大切にしたいと思い躊躇したために、悪友の貴史にいい所を、里穂の初めてのH相手を持って行かれてしまったり、また好きな里穂本人に関しても、他の男達にも気持ちいいH相手として扱われるなど、男として心の葛藤が見えるようなシーンは秀逸でした。最後の場面で、大人になったシーンが出てきますが、高校卒業後四人のその後を見てみたいと思いました。
特別編を読んで改めて、裏のというか本当の主人公は、大活躍の貴史ではと思い直しました。考えたこと、思ったことを直ぐに声に出したり、夢中になったりHすることに対して貪欲な点が、男には分からない彼の女性を惹きつける魅力、H力の高さに通じるのかと。ところで、里穂と二人で濃密に過ごした関係から、その後彼女とのHに執着しなかったところは、やや?感が残りました。彼の性格ならば、夏祭りの気まずさや、先輩彼女が出来ても、それらは気にせずやりたいHに邁進するような… ちょっと妄想か暴走し過ぎでした。(笑)

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マーシャル Dティーチ さん
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