愛とは言えない
」のレビュー

愛とは言えない

榎田尤利/町屋はとこ

くどかったな〜^^;

ネタバレ
2022年1月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ (5巻完結・BL小説)

はとこさんとのコミカライズ版『恋とは呼べない』(3巻完結)がドストライクで大好きでした。20代組(淳平×英)メインで、こちらは30代組(橘高×サガン)編!!男性四人の想いが交錯するシリーズで、腐れ縁のこれでもかという程の意味深な匂わせがようやく明らかに!!おかげで名字〈目〉の読み(さがん)を知ったのでした〜^^;


大学時代付き合っていた二人が15年ぶりに再会〜復縁騒動
・ボンボンで全てを持つハイスペ実業家 橘高義美(38)
・偏屈な心理学准教授 目雅彦(サガン・36)

『恋とは呼べない』のエピとリンクし理解が深まりとても面白かったのだけど、
一筋縄でいかないオトナの恋愛というよりサガンが面倒!!

何故にここまでダークな背景&くどい展開に(°_°)
サガン幼児期の母との確執から、直近までの人生の愛憎がかなり暗くて重い。過去関係者ほぼ全員曲者で、サガン自身どうにも出来ない事で絡みサガンを追い込み、橘高との関係は停滞で…実は2巻途中で挫折放置してました^^;

自虐的偏屈者サガンの構成要素だとしても萎えちゃって。
やたらと死んだ人がいたり事故や入院を転機にする話が苦手だからかも。4巻途中からのような話を読みたかったんだと思います。やきのりちゃんと淳平×英が癒しで、ヨーダ教授の話の面白さと橘高さんのへこたれなさが良かったです。
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