記憶喪失の侯爵様に溺愛されています
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記憶喪失の侯爵様に溺愛されています

春志乃/一花夜

8巻まで読了

ネタバレ
2022年1月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 完結です。最初に比べると巻を追うごとにだいぶ印象が変わりました。ウィリアムがイメージアップ。リリアーナにとにかく溺愛甘甘。頼りになるし危機にかけつけたり。リリアーナのまわりの人への配慮とか思いやりとか完璧。リリアーナに親しくする人に嫉妬もするけど、リリアーナのために自制できるできたヒーロー。ただしリリアーナに関してヘタレが強すぎる面も。リリアーナも泣き虫だし弱虫だけど、少しずつ心の成長が見られ好ましいです。
1巻ウィリアム記憶の欠片をとりもどしリリアーナへの想いを確かにする
2巻ウィリアム記憶&セドリックをとりもどしプロポーズ
3巻悪役が継母から交代で新たな敵登場
4巻リリアーナの祖父母と和解して社交界デビュー
5巻新婚旅行でイチャイチャできず
6巻戦争の遺恨と悲哀と、ヘタレウィリアムの心のカーテン
まだまだ続きそうです。
7巻アルフ様の婚活で2人がふりまわされ、
8巻アルフ様夫妻にふりまわされつつリリアーナの出生に関わるあれこれやアクラブについても解き明かされる。
出産にたどりつくまでが主軸のお話かと思いきや、出生のわだかまりやら遺恨やらを解明するのがメインだったのかという印象。最終巻までリリアーナは体弱いままで、メンタルはむしろウィリアムより強いところもあるけど、最後の最後で数年すっとばして子供ができてた。どうやって丈夫になったのやら。あとリリアーナの実父の心理がなぞ。2巻までがいちばんラブ面で気分がアガリました。以降は2人の身辺整理というか問題解決の面が強いかな。
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