義兄将軍の掠奪愛
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義兄将軍の掠奪愛

槇原まき/蔦森えん

お義兄様の一目惚れからのブレない執愛良き

ネタバレ
2022年1月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 序章+全5章。
纏まりは良かったですが終章が無かったのが残念。最後の最後、再度幸せな2人の姿を読んで周りも大団円でほっこり満足で終わりたかった。その部分が無かったので少し物足りないというか…すごい満腹感は得られませんでした。
中華系は名前やら設定が解りにくいのであまり読まないのですがこちらのお話は途中で止まる事なくさらっと読めました。多分政治のアレやコレやら難しい事がごちゃっと書かれていなくて私の頭にも優しかったからだと思います笑。中華系特有の胸クソ愛憎劇も無く平和に読めました良かった安心(お話の中に戦争の事など書かれていますがそれがメインになる事もなく、義兄妹の愛を育むえち話が主で政治や戦争メインで読みたい方は肩透かし喰らうのでご注意を)。
出会いはお義兄様10歳,アイシェ8歳ですがその時から義妹ではなく"将来の自分の妻"としてロックオンしてたお義兄様に震える。アイシェが何も分からない時から秘密裏に自分好みに調教しちゃうのとかどんだけ〜!早熟すぎ笑!しかし昔は寿命も短かっただろうし…あり?なの…かな??
長年まんまと(笑)好みに育て上げられた美女アイシェですが常に護られる側から最後の最後で自分から行動し成長したのは良かった。李さんも青年になってからは何だかんだ良い人で彼にもいつか幸せになって欲しいです。
皇帝が最後に締めてくれて纏まりましたが、タイトルの掠奪?はちょっと違ったかな?お義兄様は寧ろ奪われそうなのを取り戻したのだし。
あと噂では花街で人気だったお義兄様ですが遊んでないと私は信じてる…うん。信じてるからね!お義兄ちゃんっ!!笑。お話の中で疑問点は少々ありますがお義兄様長年の深い執着溺愛に免じて目を瞑りました。内心では基本的にアイシェ以外どうでも良いと心底思ってる病み気味お義兄様大好物でした。笑ってない目最高か笑。なので甘めの☆4つ。
中華系話で義理の兄妹がえちをしながら愛し合い結ばれるまでを読みたい方は如何でしょうか。
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