MADK
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MADK

硯遼

人外もの…新しい扉開きそう

ネタバレ
2022年1月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みで気になって購入したら予想以上にグロくて一回深呼吸しました。BLの悪魔ものとは一味も二味も違った…悪魔のモツを食べたいマコトと召喚された悪魔のJ。初めの一歩がスッゴかった!「悪魔のエッチってこんなエグいの?」と手で目を覆いながら、でも好奇心で隙間から覗き見る感覚。人間としての最期の死様も文章から想像すると「ウワッ」となっちゃう。でもそれはJとマコトの駆け引きの始まりに過ぎなくて…。マコトはJに気に入られて悪魔となりますが、そこでは言葉の駆け引きが繰り広げられていてそのやり取りを一つでも間違えれば破滅に向かうような仕組みになってるのも凄く面白いです。絵もどんどん綺麗になっていき人物の魅力が増すばかり。綺麗な悪魔が歪む顔、ゾクッとしちゃう。2巻で登場するKが個人的に好きなので、あわよくば最終まで見てたい。そしてどうかマコトとも絡んでほしい。マコトの成長ぶりが表されてたKとの時間が大好きなので(悪魔に疲れてたところにKの純な感情が流れ込んできて癒された、一瞬だったけど)。3巻でマコトとJの決着がつきそうですが、どんな結末が待ってるのか早く読みたいです!(面白いお話だけどグロいのダメな人は要注意です。)
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