このレビューはネタバレを含みます▼
攻めの紹惟は天才写真家で何事にも完璧だけど、恋愛はポンコツすぎ。離婚多すぎ。でも写真家として自分にもモデルに対しても、絶対的な厳しいプロ魂は尊敬する程カッコいいなぁと思いました。受けの永利と偶然に出会いますが、2人とも仕事に対しても真面目で頑張り屋さんです。カッコいいですね。でもお互い好きなのに自分にカッコつけすぎて、ウジウジしすぎて10年も…ホントに君たち何やってんの?ですね。言葉足らずすぎですね。
攻めの自分勝手なプロ魂のせいで、受けが可哀想で悔しくて辛くて読んでいる途中で胸が痛くて、頑張れ!もう素直に気持ちを伝えなよ〜!と何度も思いました。
終盤の恋に本気になった紹惟の、永利にだけ見せる緊張して余裕ない姿もやっぱりカッコいい。凄い執着と独占欲も素晴らしかった。壊れても潰れても手放す気はなかった、って執着が凄いなぁ。読み終わった後もいろいろ心に思い、しばらく余韻が残りました。
みずかね先生のイラストがとても綺麗で全てがよかったけど、特に最後のイラストが好きで、2人の想いが凄く溢れて見えてとても綺麗だなぁと思いました。
梅田さん達の2人を守り立てる会、私も参加してみたいです。