このレビューはネタバレを含みます▼
アフェアに続き、作者さんの作品を購入しました。ノベルは紙の方が読みやすいので紙版を購入していますが、こちらは紙版の在庫がないということで電子で。時代ものなので少し難しい表現があっても、情景や様子がわかりやすいので想像しやすかったです。いやぁ…ねっとりしてますね笑。平蔵と凛太郎の想いが強すぎるのもありますが、エロの描写が長い!視覚だけでなく聴覚も刺激してくるので、堪らないです!叶わないとわかっていても求め合う2人が美しく、応援したくなります。やはりメイン2人の情事しか見たくないので、仕事とはいえ、愛する人のためとはいえ、平蔵と同じ気持ちです。ただ、その描写が平蔵の時とは反対で短いこと!笑。奥さんと長吉の描写もなく、読者の気持ちをよくわかってくださってるなと好感が持てました。ノベルは作者さんによって文章の癖があるので正直読んでいてイライラすることも多いのですが、丸木先生の文章は言葉が重複することなく、キャラ設定も確かで、適切な言葉で綺麗に、時にこれでもかというほど攻めを感じるダイナミックさをも含んでいて爽快感があります。そして、笠井先生の挿絵はさすがエロの妖艶さです。傾けながら角度を変えてうっとり眺めました。このお二方のタッグが大好きです!