臆病者に花束を
」のレビュー

臆病者に花束を

井ノ宮みや

表題作のカップルが良かった。

2022年1月30日
作者さんのデビューコミックとか。
絵も見やすく、話も上手くまとまっていました。
表題作が良かったのでそちらのレビューを。

お互い学生時代に対人のトラウマを抱えています。片や心を閉ざしがち、片や気持ちを隠しがち。そんな2人が出会って変化していく話でした。


2人が関係を築いていく話なので、大きな障害は無いし、当て馬もサラッと退場。
攻めも受けも、恋を掴むためにそれぞれ頑張るシーンがありました。


少し気になったのは、作者さんの手の表現が(上手いのだけれど)どのシーンもワンパターンという事。せっかくのピアノのシーン、キャラの動きが固くて弾いてるように見えなかったのも勿体ない。
クラシックの蘊蓄がチラリと出てくるので余計そう思ってしまって(汗
(デビューしたばかりの発展途上の作者さんなのにちょっと辛口だったかな)
でもホッコリしました。

2カップルの話+表題作のカップルのその後の甘々ショートストーリーでした。
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