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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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  • 心くんは愛とかいらない

    鉢野うら

    癒されストーリー
    ネタバレ
    2025年4月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ テンポが良くて『2人の世界ーーー』って感じで、癒されるお話を読みたい方向け。

    物語を作る方に失礼な言い方かもしれませんが、切ない悲しいエピソードやドアマットのエピソードってわりと思いつくと思うんです。両思いになって甘々なんだけど、その甘々を飽きさせないエピソードで描く方が難しいと個人的には思っています。鉢野先生はそこら辺の匙加減がお上手。
    1巻では先輩を自分の旺盛な性欲発散のお手伝いしてくれる優しい人くらいに思っていない心くん、2巻では両思いになったけどいつ先輩と本番ができるのかと期待と不安でモヤモヤする心くん。やっと両思いエチができた先輩の湧き上がる感情にキュンキュンする3巻です。なんせ先輩は最初から心くんを大事に思ってましたからね。エチの時に先輩の気持ちもフォーカスされてて良いです。心くんもすっかりしっかり「先輩大好き」と愛を信じられるように変化しています。

    心くんの複雑な家庭環境もありますが、でもそこを先輩のさりげない(でも案外対策を練っていた策士でもある)フォローで心くんが人を愛する事を覚えていく可愛いお話です。
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  • 春のデジャヴに踊れ

    おどる

    続編希望。
    2025年3月27日
    社交ダンスについては全くの素人ですが、YouTubeでピアソラの リベル・タンゴを踊る動画を視聴するくらいには好き。他については無知ですけど笑。
    でもこのストーリーを読んでるうちに、そのうちこの2人の気持ちがもっと深まったらあんな情熱的かつ官能的なタンゴを踊るのかしら、、、とか妄想したり。見てみたいですねーーーー。読んでる間は頭の中でYO-YOMAのチェロがずっと響いてました笑。

    お互いちゃんと男性なのが良いです。そしてお互い性格も男らしい。そして皆さんおっしゃる通り絵がとにかく上手い。本当に上手い。スラーッとした線なのに肉感的。肩とか腰回りとか色っぽい…。ダンスしてるなぁって姿勢と体つき…。
    恋愛の方は2人の世界だけで進んでいく感じ。ざっくり言うと、ノンケ同士だけどわりと早い段階でお互いに意識し合ってその気持ちにどう折り合いをつけていくか…といった展開。ノンケ同士が恋に落ちた事にあと1〜2話使えばもう少し納得感が出せたかも。あと、好きだった女性の息子・しかも顔がそっくりな同性にわりとあっさり恋に落ちる攻めに少し違和感は持ちました。
    なので若干の消化不良はありますが、もっと2人が踊るシーンと恋が深まる続きを読みたいので続編希望します!
  • 純情エスケイプ

    沢本そじ

    どこに惹かれたかがもう少し欲しい。
    2025年1月25日
    攻めの良さがよく分からなかったです。ただただヤ◯◯ン。ノンケ。なので最初はゲイの受けを面白がって抱いてます。
    受けも興味本位の性欲処理にいいように使われているとしか。攻めをもっと拒んで、あともう一発二発ぶん殴・ってもいいと思う。
    モブもクズばっかり。それでも、受けに深い心の傷を作った張本人の元親友がけっこう反省していて、攻めの(エロで)曇った目をクリヤーにしたのは事実。ちょっと皮肉ですよね。
    そして1巻完結後の2人、2〜3巻はキャラ変しとるがな。3巻なんかはコメディ。楽しくDKしてます。

    でもなあ…お互いどこに惹かれたか、心の部分をもっと掘り下げた番外編でも良かったかも。

    絵はとても綺麗で好きなテイストでした。

    あ、攻めが女の子といたしてるシーンが少しあります。それが地雷の方、ご注意。
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  • 俺が好きって言ったらどうする?

    くもそく

    繊細なコマ割り。
    2024年10月8日
    なんというか、空気感を楽しむBLとでも言いますか。
    普通なら1コマで終われるシーンを、複数のコマを使いキャラの目線や手の指で感情を語らせる作者さんでした。
    ドカンと何か起こるわけじゃない。カズホ目線の、溢れるトキオへの恋心。その恋心がもうコップのフチまで来てて表面張力MAX状態からストーリーが始まります。
    同性への恋なんてバレちゃいけない・離れなきゃいけないと思いつつトキオに会えば嬉しいカズホが切ない。一方のトキオは小学生のままのような絡み方で無自覚な煽りw
    ある日、抑えきれずつい口からポロリとこぼれた言葉。その時の土砂降りの雨がまるでカズホの感情のようで。

    個人的には、「カズホをそういう風に見たことなかったし」と言ったトキオの気持ちがどう動いたからカズホを受け入れたのか…が薄いような気もしました。(2巻でトキオ目線があるのかな?)
    2巻は付き合いだしてからの2人のストーリーのようなので、トキオがカズホを「大事な幼馴染み」から「恋人」のようにちゃんと思えているか見守りたいところ。
  • 俺と上司のかくしごと

    嘉島ちあき

    受けのキャラ…
    2024年9月14日
    攻め以外のキャラが皆んな好きになれませんでした。
    受けがとにかくイヤ。
    攻めにパワハラ・セクハラ・モラハラのオンパレード。
    受けの元カレのキャラも最低。

    リアルだったら直ぐ破局するだろうな…と、つい思ってしまうようなカップルでした。
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  • 地雷系彼氏すずくん 【電子限定特典付き】

    かさいちあき

    2巻目で受けが成長します。
    2024年8月12日
    かさい先生の作品で一番好きかも。
    ドSでモテ男・グイグイ押しまくる攻めと、コミュ障・隠キャなビクビク受けの恋の攻防戦。受けである涼の気持ちの揺らぎがメインのストーリーですかね。

    2巻おまけページのアイジの妄想から爆誕したすずかっぱのプチストーリー2つとも可愛くて可愛くて笑。たしたしたしって笑
    あの短いページで「すずを溺愛しつつ顔を出すアイジのS、そして本当はアイジ大好きなのに上手く言えないすずかっぱの涙ポロポロのやきもち」。。。ホント可愛いかった笑

    24年9月に3巻が出るとか。楽しみーーー!
  • 恋になれ!

    月村奎/樹要

    うーん
    2024年8月10日
    月村先生の作品は何作か読ませていただいてます。受けがツンデレでジタバタする展開が多い作家さん。
    今作も受け(生徒)がもう最初から攻め(先生)を意識しまくりで、嫌いだ嫌いだとツンツンするのがお約束でした。
    ちなみに月村先生の作品では「ずっとここできみと」が一番好きです。これも受けがツンツン笑

    (内心はともかく)先生がずっと余裕綽々なので、なんか悔しくて笑 先生と生徒という関係上、受けが攻めの手の上でずっと踊らされてる感が続くと言うか。
    ここを可愛いと思うかチョロインと思うか分かれ道かと。私は後者。
    先生の余裕が崩れるようなシーンがもっと見たかったです。
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  • ランチボックスに恋を詰めよう ~ツンデレ俳優、唐揚げ最強伝説~

    綺月陣/みずかねりょう

    二巡目からもっと美味しくなるストーリー。
    2024年7月3日
    作者さんの後書きにあるように、再会直後から攻めがグイグイいきます。大型ワンコ。最初は受けが流されやすいキャラに見えるけど実は…と言う展開。
    このストーリーは一巡目を読み終えた時に『え!そう来たか!笑』、二巡目で『あーハイハイ、ここででもね!ニヤニヤ』ってなります。
    ストーリーの印象が反転します。
    こういうパターン、楽しかったです。2人の着地のさせ方もキレイ。

    業界モノではありますが、恋の横やりや当て馬が無い。再会した2人がハッピーエンドになるまでのプロセスがメインなので、安心して“壁の目線”になれます。

    あ!タイトルはツンデレ俳優になってますが、どっちかと言うと受けである唐揚げマイスターのヒロがツンデレでしたw

    2人とも可愛い性格のキャラでしたーー。
  • 雷々来世

    野白ぐり

    野白先生の描くキャラの表情と目線が良い。
    2024年7月1日
    野白先生、ますます画力が上がってますねーーー。
    カラーの、真ん中を区切って“独り寝する隊長(ナナセ)・同じベッドで眠る王妃らしき女性の顔を見下ろしている殿下(レオ)“の扉絵なんてホント切ない…。
    現世の二人が座っているテーブル席の後ろ、壁にかかった鏡に前世の二人が小さく映っている扉絵も最高。
    そして、体格差があり覆いかぶさるように受けを抱きしめる攻めの、野白先生のテッパンの絵、好きなんですよね…。しみじみ。今作も眼福です。

    ストーリーも良かったです。

    身分差や立場・責務のため、本当の気持ちを伝える事なんてできるわけも無く、感情を押し殺し距離を置く二人。ただただ心の中でお互いの幸せを願う事しか出来なかった前世。
    その前世のパートの二人のモノローグが刺さる刺さる。野白先生の描くモノローグのシーンってなんでこんなにギュッと胸にせまるんだろう。


    前世の別れと孤独が辛すぎたあまり、現世ではナナセが少しだけ頑なではあるけれどレオの素直でストレートな気持ちにすぐにグラグラ。
    もともと愛してやまない殿下だったので、今度こそ追いかけます。
    約束が果たせて良かった。そこからナナセ溺愛ターンですw。

    現世ではメタメタにお幸せに!と願いたくなるカップルでした。
  • 王子覚醒

    麻生海/月村奎

    ちょい消化不良。
    2024年6月6日
    うーん、、、、
    スピンオフとは言え、これ、BLにした意味が私にはイマイチ分かりませんでした。

    受けは「同性だから」「親の会社のためにも後継ぎが必要だから」と攻めに対する恋愛感情にフタをして離れようとするのですが(ここまでは切ない)、攻めにちょっと押されたら速攻で落ちました。後継ぎ問題は行方不明で放置のまま。

    同性に恋した戸惑い、自分の高慢さ、優秀と言われ続けた兄である自分の方が精神的に子供なのだとちゃんと気づいていて、独りそれを抱えて悩む受けのキャラは切なくて良かったです。

    受けが攻めを拒むシーンがもうちょっと有れば。
    攻めが必死に受けを追いかけるシーンがもうちょっと有れば。
    切なさ増したかなー…って感じです。
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  • 罪も罰も棘も蜜も

    弓月あや/yoco

    辛口です。
    ネタバレ
    2024年4月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 白澄のキャラが幼すぎますね。父親の上官である青磁の家に引き取られていったのはいいとして、最後まで青磁に対する言葉づかいがあどけなさすぎるタメ口だしJK風なのが気になりました。時代的にも17歳過ぎであの口調は痛かったです。身も蓋もないけど、白澄は女性キャラで良くないか?ってなりました。
    対する青磁は、終始丁寧にですます調。誰に対してもジェントル。ただただ良い人。
    本編で一番キャラがたったのは喜和子じゃないでしょうか。青磁にずっと思いを寄せていたけれど、結果的に白澄の気持ちを汲みとって背中を押してあげるナイスキャラでした。私は嫌いじゃないです。
    なんなら終盤まで白澄と喜和子のやりとりが続くので青磁の存在が薄いです。そのせいか青磁の急なラストスパート感が否めないです。本編に青磁目線がもっと有れば執着具合が分かったのに勿体なかったです。

    全体的にアッサリ。
    白澄が身を引こうとひっそり家出するシーンは確かに切なかったですが、それさえ青磁にあっという間に回収され帰宅でした。あー、やっぱり青磁目線が欲しかった。

    軍人、制服、大正ロマン、儚げ美少年、そのうわずみをBL にしてみました‥‥ってお話でした。
    作者さん後書きで名前を出されてた『はいからさんが通る』に強くインスパイアされたんでしょうね。

    yocoさん画の美しい表紙と挿し絵が見れたのは良かった。
    二人きりの教会のカラー絵、いかにもyoco さんで素敵でした。
  • 夜の帳が上がらない

    ばせう

    ラブラブだね。
    2024年2月5日
    ストーリー性で言えば前作の方がしっかり入っているような。
    今回は、両思い後のたぎり過ぎる衝動を2人で擦り合わせてより良い関係を作っていくストーリーでした。なので前作よりエチシーン多め。
    個人的には切なさがあった前作が好きです。

    ちなみに、今作で柊がなぜドタキャンがイヤなのかの理由が語られます。そこを読んで、より切なさが加わりました。
    いいね
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  • 嫌だと言ってモラトリアム

    Hiカロリー

    うーん。。。
    2024年2月5日
    受けのミツがチョロインでした。あっけなく絆されました。
    再会してすぐ部屋に入れる、簡単に体をさわらせる、お出かけにホイホイついて行く。
    キスまでならいいとか… うーん。
    トラウマの原因を作った張本人にガードがユルユル。

    切なさを求める方にはちょっと物足りないかもです。
  • お前のほうからキスしてくれよ

    やまやで

    悶絶した…。
    2024年2月4日
    5話、見事に心臓を撃ち抜かれました。
    タイトルの回収! 
    皆んな、そのセリフが使われるシーンと抱き合った2人の姿の必死さ美しさに悶絶注意‼︎
  • 幼馴染アイロニー【電子限定おまけ付き】

    二須りぃ

    もっと異○でも良いかなぁ。
    2024年1月9日
    執着と共依存の話ですね。絵がお上手な作家さんだと思います。

    個人的には、年下攻め・年上受けそれぞれの執着・異常性にもう少しメリハリが有るともっと盛り上がったのにと思いました。サイコ○ス味を加味しても良かったかな。
    2人の家庭環境のエピソードがほぼ無いのでなんで共依存になったのかもちょっと弱い。

    そして、お互いに対する依存性を受け止めて両思いになったら、なんだかちょっとほのぼの楽しげキャンパスライフ。ラブラブです。
    仄暗い雰囲気は何処へ…。

    ダークなままで〆の方が良かったかなー。
    異常性の中に安寧を見つけてドップリ溺れました、みたいな。

    ‥と、なんだかんだ重箱の隅をつつきましたが、読み返すと思います。読み返すと表情の意味を再発見できます。(この段階で3回は読み返しました笑。)
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  • 僕の幼馴染み

    陵クミコ

    出版社様、作者様、見てますか?
    2024年1月9日
    いやあ、、、ホント1巻〜2巻ラスト近くまでは良いのですよ。長い拗らせ片思いの、告白できない切なさが続きます。

    突然姿を消すとか想いに蓋をして身を引くとかいうシチュエーションが好みなので笑。このストーリーは刺さりまくりました。

    同性の幼馴染みへの恋心をずっと隠している主人公。高校の卒業式後に彼女と話しをしている幼馴染みの姿を見て、何も知らせずその日のうちに実家を出て引っ越しする主人公。そこから4年後の再会で主人公はまた苦しむんですよ。幼馴染みを忘れたくて距離を置いたのにグイグイ来られたらねえ。しかも同性の先輩とお付き合い前提とか云々聞かされて。←この幼馴染みこうやって何度か匂わせ発言して鎌をかけてズルイ。残酷な人だと思います。

    玉砕覚悟で主人公が告白しようとするタイミングでいつも引かざるを得ない邪魔が入る。その度に恋心に蓋をする主人公のキャラは個人的にはエモかったです。
    つーか、幼馴染みより店長の方が断然いい男なんだよなーーー。主人公が辛くて泣いてる時にいつも助けてくれてんじゃん!もう店長を選んでよ!!って何度思ったことか笑。店長には幸せになって欲しい。
    住所知っていてしかも近所、かつ黙って姿を消された謎を抱えていたにもかかわらず主人公を訪ねない幼馴染みなのにさ…。なんせこの幼馴染みの言動にモヤります。


    そして皆さんレビューでおっしゃる通り、これからいいところなのにENDなんですよ。値下げ期間・尻切れ感を分かってて購入したので私はセーフですが、両思い後のシーンがガッツリ読みたい方にはやはり消化不良かと。幼馴染みの方もイマイチ本気度が薄く分かりにくいままで終わってますしね。

    それと、あのダルマのストラップ、あれって2人の思い出じゃなくて藤井さんと幼馴染みの方の思い出じゃね?なんで?
    なので攻めの感情が動かないのは当たり前じゃん?

    レビューでこれだけ続きを!って声が多いし、どこかで2人のその後をかけたら的なことが後書きにチラリと書いてありましたし、可能なら短編でも描いていただけたら嬉しいです。店長のスピンオフとかも。
  • 大切な人

    神波アユミ

    ガチで推す。まずは「アンノウン」を。
    2024年1月6日
    あのガラス細工のようなキラキラした世界観の「アンノウン」の続編、期待に違わず本当に楽しかった。
    一方通行の切ない恋愛をするDK→遠恋する大学生へ。

    良かったです…分冊全部購入しましたが単行本化されたらソッコーで買う!

    遠恋を始めた2人のもどかしくも初々しいストーリー。絵もキレイ。素人目にもデッサンや基礎がしっかりしてる絵柄だと思います。
    そしてところどころはさみ込まれる笑いのセンスがたまらなく良い。。。物語の程よいアクセントで大好きです笑。マグカップや皿のくだりは肩を振るわせて読みました。

    なんだかんだで仲良いままで歳を重ねていくんだろうな…と想像(妄想)させてくれる、暖かい気持ちになるストーリーでした。


    (出版社様の企業理念がオマケページに記載されていましたが、大賛成です。)
  • 幼馴染はシェアハウスで愛を囲う【電子限定おまけ付き】

    中見トモ

    攻めがイヤ。辛口スミマセン。
    2023年12月22日
    攻めの行動が独りよがりすぎる。


    自分の触りたい構いたい時はベタベタとバックハグとかタッチしまくったり、機嫌が悪ければツンケンしたり(子供にも八つ当たりする)。
    直接ではないにしろ、いくら幼い頃に受けにケガをさせた負い目がある・そして学生だったとはいえ、いきなりベッドから逃げたり受けを振ったりと、結局は自分の事しか考えてないよな〜って。
    振った相手の交友関係に口を出すのもなあ。
    当て馬が出てこなかったらずっと思わせぶりで曖昧な態度続けてたのかしら、と想像させる攻めです。


    受けも、嫌いになれなかったとは言えもう少し意地を見せて攻めを反省させようぜ…。チョロい…。あんなの下手したら心因性のEDになるよ?
    そして幼なじみのスキンシップ超えてるね。君も。

    試し読みで幼なじみの切ない系か思ったのに、破局してても2人でベタベタしてるし、それで両片思いってのも。切なさより無理矢理感が勝ちました(私の中で)。

    エチシーンがわりと長めなので、ストーリー性よりエロを求めてる方にはいいかもですが。
  • ほてりほてってファーストキス

    卯月ココ

    マジで初コミック?
    2023年12月18日
    初めてのコミックううううううううう?
    びっくり。絵が上手い。。。マジか。。。
    そしてなんて可愛いい短編集。
    短編なのでサクッと読めてしまうのですが、どれもキュンが入ってて、ファーストキスのドギマギでホッコリです。
    どれをスピンオフしても良さげだなあ。みんないいキャラなのに短編なので深掘りできないのがもったいない(皆んなそれぞれ悩んでます)。

    個人的には『めがね』カップルのストーリーが好きです。
    女の子だって悶々するよねーーーw
    めがねちゃんの気持ち溢れすぎての挙動不審と自己嫌悪がコミカルで、それを嬉しく素直に受け取るめがね君のやりとりです。

    手の表現、好きです。キレイでほのかにエロティックで。
    うなじにあんな風に触れられたら辛抱タマランわ…。
  • ヒズ・リトル・アンバー

    ナツメカズキ

    大の大人が流す涙。
    2023年11月2日
    見た目も性格もイカつい元ヤ○ザのゲンジがですね、泣くのですよ。後半ですけどね。
    んで、コウシロウの手を離せないのです。コウシロウが目の前から消えるのを怖がって。
    私はそのシーンを読めただけでも購入して良かったと思っています。もちろんストーリーも凄く良かったです。
    こう、、、胸がキュッとなります。
    お互いに『相手を幸せにする為には‥』という選択が続くストーリーです。

    そして絵が眼福でした。上手いし魅力的だし色気のある絵柄。
    羽の生えたコウシロウがとても美しかった…。
  • この手を離さないで【単行本版】

    咲本﨑

    雅が女性化。
    2023年10月24日
    2巻、雅が女性化してますね。。。
    体つきや仕草、バレッタしてる結った髪や浴衣の着方、ネイルしてそうな伸ばした爪もまるで女の子です。
    そんで思考がネガティブ。感情の揺れが激しすぎ。
    ヒステリックと言うか神経質と言うか。。。
    受やΩでもちゃんと男性的なキャラじゃないとダメな読み手さんにはちょっとキツイかもです。

    1巻が良かったから期待しすぎたかな。ストーリー的には波乱があるわけではないので。
    2巻は、過保護すぎる晴斗・守られ過ぎて息のつまる雅→雅が爆発して喧嘩→すれ違い→仲直りというオーソドックスな展開でした。αやΩ設定は薄味。
    2巻ラストで雅の弟がチラリと出で来てるので、なにか山場がくるのかな。

    次巻に期待ですかね。
  • 【18禁版特典付き】犬も歩けば恋がはじまる 特別版

    博士

    迷っているならこちらオススメ。
    ネタバレ
    2023年8月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 通常盤だと3冊ですが大人版はこれ1冊にまとまってます。
    実は別サイトで通常盤も購入して持っていますが、他の方のレビューを見てクーポンを使って購入しました。最初からこっちを買っていれば良かった笑


    蓋を開ければ、主人公のポメタニ君が密かに憧れていたマツダ君も結構な変・態です(ポメタニ限定)ww
    ポメタニ君はいつもムラムラした「せーてき」な目でマツダ君を見てますが、マツダ君はマツダ君でポメを触りたくなっちゃうんですよねー。
    ビデオ通話での2人のやり取りも可愛いんです。マツダ君の目線がね…萌える。
    もちろん心のやり取りもありますよ。マツダ君はいい奴です。


    とにかくポメが素直で可愛いし、笑えるシーンもホロリとくるシーンもあり 勘違いと言葉足らずでちょっとだけすれ違いジレジレもあったけど、そこはマツダ君の呼びかけで仲直り。
    お互いが大事で大好き同士のストーリーでした。優しくてえっちな世界観です。


    イヤなキャラが出てきません。
    個人的には、飴とムチで弟を躾けるお兄ちゃんが好きです笑。
  • はじめて、はじめました。

    暮田マキネ

    ぜひ!ぜひ!!続編希望!!!
    2023年8月11日
    超個人的な話なのですが、私、高校2年になりたての頃に父親を癌で亡くしてまして。私は父親の最期を看取れたのですが中学3年だった弟は間に合わなかったのです。
    弟は待望の長男で父に可愛がられていたので、父も弟もお互いどんな思いだったろうと未だチクリとした傷です。だからトキちゃんの他の兄弟への「自分は父親との思い出が多い罪悪感」とかすごい刺さって涙がポロリ。
    そしてタカラの母親が子供を自分の思うように動かしたい毒親だってのも、また私の母親とソックリで。

    家族を支えるため中卒で働いて自分の事は後回しだったので、トキちゃんの27歳からの青春スタートです。

    タカラの母親と、タカラ目当てでトキに近づくJK以外のキャラがすごく良く(語彙力)、心象風景が押し付けられる事なくだけどさりげなくて、あー皆んな生きてるんだなー、、、、とじんわり心地良かったです。

    トキちゃんがいちいちホント可愛くて強くて、そりゃあタカラは心撃ち抜かれるよな笑。タカラがまた綺麗で(ここはカタカナではない漢字で)。相変わらず絵が素敵。
    ストーリー的にはお互い初恋だけあってキス止まりでしたがそれでいい。なんかこう…胸がいっぱいになりました。
    なんだよー初恋同士でこんなピッタリの相手が見つかるのかよーーと甘酸っぱくて羨ましい。

    そして、後書きというかもはや短編になってる暮田さんと担当さんの攻防戦、めちゃ笑いました。

    暮田さんが「恋人編を描けるようお祈りを」と後書きでおっしゃってました。ぜひぜひ、自分の初めてと空っぽを埋めていくトキちゃんと、俳優として頑張るタカラ、そして仲が深まっていく2人を壁になって見守りたいので続編お願いします!!!!!

    (トキちゃんの兄弟もいいキャラいっぱいなので、そっちも気になる…。)
  • 青年は愛を乞う

    日野ガラス

    2カプの話。絵柄は個性的。
    2023年8月3日
    良かったですーー。
    2カップル出てきますが個人的には表紙のDKのストーリーが刺さりました。

    関係が壊れるくらいなら自分の思いは絶対に告白しない。でも好きという気持ちがどんどん溢れてある日とうとう決壊…ってメチャクチャ王道です。
    楓が自分の性癖に悩んでいて、そんな自分を醜いと思ってるなんて辛いだろうなぁ。
    片思いの奥田に親友と連呼され肩に腕をまわされる。そんな苦しい片思いの毎日。
    男である自分にはできない「男性への告白」ができる女性への妬みもチラリと出てきて切ないなぁ…なんてキュッとなったり。

    奥田の視点も有り。親友なのに楓はなぜ自分の前で泣いちゃったの?理由は?からの楓への思いを自覚です。ただ急に「初めて会った時から…」みたいなセリフがあって、え?そんな描写あったっけ?とはなりましたが。

    短編なのでやや駆け足ですが、十分に恋愛の甘酸っぱさを感じました。

    2つめは、高校生の時に学校のアイドルだった完璧王子様とゲイビの撮影で再会したカメラマンの話でした。
    切なさで言えばDKの方が勝ちかな?


    絵柄の癖が少し強めでは有りますが、BL初心者でも楽しめると思います。
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  • 熱砂の黒鷹と約束のつがい【特別版】(イラスト付き)

    中原一也/奈良千春

    うーん。。。
    2023年7月31日
    主人公ナダのぐじぐじウジウジした描写が続くので、ずっとイライラして読みました。ナダの見せ場はラストの方の国王に謁見するシーンくらいか。
    お互いの、相手のどこか好きになったのかもちょっとドラマティック感が薄め。

    ヴィルベルトは文句なしカッコいいキャラでした。だからなおさらもったいない。

    世界観は良かったのに、ストーリーがレポートっぽいというか、説明文っぽくて目が滑りました。


    奈良さんのイラストは美麗で良かったです。
  • 恋人契約中につき

    まつだいお

    色々と素敵。
    ネタバレ
    2023年6月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 話自体はタイトルまんまです。契約の恋が本当になるまで。
    両方の目線有り。

    でも先ず、ご存知でしょうか。手の表現ってメチャクチャ難しい事。手の描き方だけの専門書もあるくらい。
    この作者さん、その手や指の表現がとてもお上手です(個人的に小指の表現が好き)。手が語ってます。溢れそうになる思いとか戸惑いとか。

    全編通して絵がキレイ。Yシャツにネクタイ・スーツ姿なんて眼福です。

    主人公の谷中が「僕」「君」使いなのもいい。

    プロローグ。谷中がヤンデレっぽい女性部下にしつこく絡まれていて、逃げるため、たまたま通りかかった同僚の森山(同じ大学でサークルが一緒だった)を自分の恋人だと咄嗟の嘘をつき、どうにかお誘いを断る事に成功。そこから森山と契約スタートです。
    契約する代償として谷中は体の関係を求められるのですが、そこから森山にじわじわとハマっていく過程のストーリーでした。
    森山が同サークルで、どんな想いで谷中を見ていたかの回想はちょっと切なかったです。

    体からの関係スタートに2人とも『こんなはずじゃなかったのに』と戸惑っている。
    そのうち契約にモヤモヤジレジレして少しスレ違ったり。
    からの両思いのお互い溺愛。

    私は素敵なストーリーだと思いました。森山のキャラが良かったです。
  • 【単話】明日はきっと友だちじゃない、よね

    衣田ぬぬ

    短いページに萌えが詰まってる…
    2023年6月20日
    正直言って、これでもかってほどの王道パターン真っしぐらストーリーです。
    でもそれがいい。この短いページに予想通りの結末がいい。
    切なさとモダモダ、両片思いと独占欲のBL要素をこの短いページ数で良くまとめてて、練れてるなぁ…と感心しました。
    そして何気に、ひと組のピアス(を分けた?)を、あえて片方が右耳に、もう片方が左耳にしてるのにも萌えた。ニコイチってやつ妄想。笑。
  • 100数えたら、ふりむいて

    季田ビスコ

    主人公ももとせの存在感うすい。
    ネタバレ
    2023年6月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ うーーん。なゆたの両親の復縁エピソード欲しかったんだろうか。
    小学生の子供が帰ってくる時間帯の自宅に、愛人を連れ込んでエチしてるとか最悪な父親。それなのに、数年後、勝手に家に出戻ってるし父親オーラ出してて不快。
    急に復縁したがってた展開の母親に「え?」ってなるし、父親ホントに反省してんのかいな、、、みたいな態度だし。
    なゆたはそんな父親のせいで恋愛を信じられなくなったのに、復縁しろよと母親の背中を押すのが個人的には謎。なんか…無理矢理ストーリーをキレイにし過ぎてるなーと。皆んな本当はいい人!みたいなね。

    ページ数とか編集者の意向もあったのかもだけど、復縁に至る説明を一切描かない。それくらいなら、なゆたが『父親の不倫のせいで恋愛不信です』だけで終わってたら余計なモヤモヤしなかったのになーと思いながら読了しました。

    ももとせの存在感薄いです。
    ちなみに両片思いはすぐ分かります。


    作者さんの他の作品も購入しておりますが、ストーリーを読んで、たぶん優しい方なんだろうな…と思っています。
    いいね
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  • 灼陽のアルファと消えた花嫁

    ゆりの菜櫻/蓮川愛

    辛口申し訳ないです。
    2023年6月6日
    初めての作家さんでした。
    ストーリーは面白いと思います。でもエモくない。
    なんだろう?無味無臭と言うか味気ないと言うか、観察日記とか説明書みたいです。無感情で書き起こしたリポートを読んでる気分でした。
    会話のやりとりもただ淡々とキャッチボールしてるなー、、、、と。あんまり感情に訴えないんですよねえ。
    全体的につらつらーーーとアッサリ読めてしまって余韻が薄く感じました。
    まあ、囲い込みの一途な攻めなのは確かです。
  • 魔女の弟子と魔眼の王の初恋

    名倉和希/サマミヤアカザ

    最初から溺愛。
    2023年6月3日
    基本的にはこのカップルは甘々です。攻めが最初から溺愛なので。

    ザックリ言えば、ピュアな受けと3年後に再会した攻め、この2人が周りに認めてもらうまでの話です。
    この2人はずっとお互いにメロメロなので拗れるとか無し。

    ただ、途中で出てくるあるキャラが受けに嫌がらせをするのですが、それが…何というか…小学生レベルかよと。
    いい歳した男のやる事ではないよなーと。
    2人の恋路を阻止したいのなら、公に恥をかかせた方が早いんじゃないの?なんて思いながら読みました。
    いいね
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  • 食べたくなっちゃった【電子限定描き下ろし付き】

    小畑つねちか

    2人してピュア。
    2023年5月11日
    なんせ受けの顔面偏差値が高い!
    普段は目までモッサリ覆っている黒い前髪。
    攻めに前髪をかき分けられ、初めて涙目の素顔が出た時に「美人ーーー!」ってなりました。

    10年間を居心地いい同居人として過ごした2人。
    女の子の当て馬登場で自分の恋心を自覚する受け。失恋か?と思わせて、攻めがそんな受けを可愛い!!と両思いに。と出だしは王道です。

    両思いまでの過程よりは、両思いになってからのお互いどう付き合って行けば?エチをどう進めるか?…と言った、2人のモダモダ照れ照れのやりとりを愛でるストーリーです。


    イヤなキャラが出てこないのでノンストレスで読みました。
  • 竜の妻恋

    いとう由貴/二駒レイム

    ひたすら溺愛。
    ネタバレ
    2023年5月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 1作目読んでのレビューです。
    天涯孤独、吃音症で対人恐怖症。そのせいで高校も中途退学し、日雇いバイトをしながらやっと寝場所を確保してギリギリの生活をしている受け。安い日給も中抜きされていたりと、酷い環境が出てきます。ちょっと辛いシーンなので、そういうものに弱い人は注意です。
    ある日どうせ横取りされてしまうくらいならと、なけなしのバイト料を持って絵画の展覧会へ行きます。絵画を見ているうちにその場にいた攻めとフッと目が合います。そこで攻めに一目惚れされグイグイ迫られます。一旦は宿へ逃げるものの、そこで受けをいじめる奴らに捕まり外に放り出されてしまう。

    追いかけてきて受けを見つけた攻めに素早く確保され笑、速攻で攻めの宿泊するホテルへ。

    確保した瞬間から攻めが受けを甘やかし倒すのですが、戸惑いつつ抵抗出来ないでされるがままの受けにちょっと流されやすいかなー、、、なんて思いながら読みました。
    だってほぼ拉致・そしてそのまま濃厚接触です笑。受けがその環境に慣れていくまで甘やかしシーンが続きます。
    受けは周囲から(攻めの関係者ほぼ全員)に歓迎されるし。

    中盤に攻めが『自分は竜だ』とカミングアウトしますが、そこはホンワカでしたね。


    そして後半。攻めに横恋慕して、受けに酷いことをするキャラが出てきますが、そのキャラが放った言葉で攻めと恋人になる事に受けが迷ってしまうのです。『尚行』のままの自分では攻めの生涯の伴侶になれないのかと。そこには長寿の竜である攻めとただの人間である受けの寿命が絡んできます。

    そこでの受けの決めた覚悟にヤラレました。重い逆プロポーズでした。


    とは言え、攻めは徹頭徹尾に受けを溺愛なので、全体的に糖分強めのストーリーでした。

    竜が出てきますがファンタジー要素は薄いです。

    *続編読みました。

    うーーん。
    1作目がわりと良かったからその後の2人を読んでみようと。
    続編は、イジメ・拉致監⚪︎(今度は本当の犯罪)・怪しい集団・レイ⚪︎未遂・日本の半獣人との出会い。先細りになる半獣人達の将来の不安。。。
    詰め込みすぎて舌足らず感と言うか、それぞれが不完全燃焼と言うか。

    2人のシーンは相変わらず甘いですけどね。
    尚行が若干歪んできてるのは良い笑。
    前作よりファンタジー強め。
    いいね
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  • 漫画家は嘘をつく

    幸村佳苗

    ちょっと気になります(汗
    2023年4月7日
    挿し絵では良くお見かけする幸村先生。絵が安定の美麗さですね。

    昔お付き合いしていた人に裏切られて恋愛することに希望を持てなくなった漫画家さん(年上・ゲイ・ウケ)と、その漫画家さんに心酔しているアシスタント(ノンケ)がお互い心を開きあって信頼しあえるパートナーになる紆余曲折のストーリーです。紆余曲折と言ってもサラッとしてます。
    王道です。安心して読めます。


    ただ個人的に引っかかるのが、漫画家さん(ウケ)のヴィジュアルが変わりすぎた事。
    1話ではちゃんと男性の顔だし態度が偉そう(笑)。でもページが進むごとに男性らしさが減っていって、ラスト近くは年上設定が消滅するくらい顔もエチなシーンでも年下女性化してますね。
    好きな人の前では可愛い人演出なのかな…?
    数話続くと絵柄やキャラの顔が変わるのは良くあることではあるのですが、ちょっと変わりすぎたかと。そこだけちょっと気になりました。
  • ロマンチック・ラメント

    左藤さなゆき

    溺愛が過ぎる…
    2023年3月1日
    運命の番を描いていらっしゃるさなゆきさん、今度は「運命運命ってうるさいよ!」ってストーリーです。
    一目会った瞬間にαとΩの本能だけで意識飛ばして番になる、でもそれって本当に相手が好きなの?と。


    とにかくα攻めが男前です。運命なんて信じない、俺を信じろと言い切るカッコよさ。もちろんΩ受けだけを溺愛です。
    Ω受けも最初こそ嫌々お付き合いしていたけれど、どこまでも包容力のあるα攻めを好きになっていく。
    運命の番ではないけれど、心から相手を信用して受け入れて両思いになっていく2人にキュンとしました。


    上手く行きそうだなー、、、と思うと2人を試すように横やりが入る。しかもその人達もそれぞれいい人で。

    後半に出てくる攻めの従弟、この人がまた切ない。
    何やらこの人のスピンオフを描かれるとか?

    この2人だけでなく、この従弟も幸せを見つけてもらいたい。
  • 人魚姫の真珠

    華藤えれな/北沢きょう

    読後感のメチャ悪いストーリー。
    2023年2月23日
    なーんか、、、、ものすごく読後感が悪いのですが。

    登場人物の99%がイヤな性格。
    受けはオークションにかけられるわ3○させられるわ外でも襲われかけるわ。それを受けの生きていく上での「仕事」としている島なので受けに拒否権無し。そんな受けを島民皆んながバ○にして利用しまくる。
    抱かれる事も「島の人のため」 みたい母親に思いこまされてるし。チラリとしか出てこないのに母親すら最低の人間。
    なんなら攻めもヤな奴です。本能的に抱きたいのよね受けの事。手のひら返しが得意技かよと。
    主人公もちょっとボンヤリし過ぎててイライラしました。

    主人公がただただボロ雑巾のような扱いされるだけのストーリー。
    両思いは最後の最後でした。

    人魚というワードでロマンチックなストーリーかと思ったら後悔します。

    あー…本当は星もつけたくない。でも星をつけないとレビューできないし。
    星はマイナス1の意味でつけました。
    いいね
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  • 40までにしたい10のこと

    マミタ

    良かったーーーー!!
    2023年2月11日
    めっっっちゃくちゃに十条さんがかわいい

    関係が進展しかけた頃にほんの一言ですれ違う切ない展開も良かった

    スパダリとかで無く、普通の男性同士が寂しさを抱えながら前向きになっていくのが良かった

    色んな事を諦めてきた2人が勇気を出せて良かった
    そして買って良かった
  • 主従リバーシドッグ

    灰田ナナコ

    作者さん買いですが…
    2023年2月9日
    うーん、、、まず、描かれる受けの上唇の形が気になって(汗
    子猫か小動物っぽくしたって事でしょうか。そして終始子供っぽいキャラ。さすがに幼すぎる。
    これ通じるか分かりませんが、まさに「カマトト」キャラです。

    攻めのキャラは執着溺愛でカッコいいんですけどね。
    空手や懐中時計、ボディガード、攻めの辛い生い立ち、面白くなるピースは有るのに、それを生かしてないなあ、、、といった感じ。

    友人にしても、当て馬を匂わせてるのにほぼ何の山場も無く。

    灰田さん好きで何作か読んでいますが今回はハマらないで終わりました。
    一度に買わず、上巻だけ試せば良かった…。

    皆さん高く評価されてますが、個人的にはストーリー1と攻めのキャラ1で星2つです。
  • プリフェクトの箱庭【電子限定漫画付き】

    左藤さなゆき

    プリフェクトって?
    2023年2月8日
    同じ寄宿舎に属する年少生徒の監督と個人指導を公式に任された最年長生徒のことなんだそうで。

    パブリックスクールのような閉ざされがちで特級階位のヒエラルキー、「神」に選ばれ囲われていく執着溺愛のBL。王道です。


    さなゆきさんの1巻で完結するものなら何作かは読んでいてそのストーリーテラーぶりは類を見ないと思ってはいるのですが、正直申し上げてたまにキャラが見分けがつきにくかったり、ぎこちない場面展開が有ったり今一つハマらず、このプリフェクトの箱庭は読まずにいました。完結を機に一気に購入し一気に読了。
    結果、、、、囲いこみブラボー!と。
    さなゆきさん、申し訳ありませんでした。
    囲いこみたい攻めとそれを全部認める受け。箱庭が完成されるまでのストーリー。さなゆきさんの執着・囲い込みの真骨頂でした。
    周りがどう思おうと2人が幸せなら最高じゃあないか。

    読み返すと『ああ、あの感情や行動はここに繋がっているのか』という攻めの思い出があちこちに散らばっています。

    受け以外の人にはメチャクチャ塩の攻めが良い。受けに近い人に半眼無言で圧をかける攻めが良い。受けを守るためには冷酷になれる攻めが良い。受けの前でだけは脆さを見せる攻めが良い。それなのに王者の風格を備える攻めが良い。

    3巻ラストに出てくる、書き下ろしの絵本のお月さまのストーリーも素敵でした。
    攻めがさりげなく着けているネックレスにも胸熱でした。

    別のさなゆきさんの作品でもレビューしましたが、作品のタイトルがいつも秀逸。毎回読み終わると「あー!そういう事か!」となります。
  • インザケージ

    左藤さなゆき

    覚悟が違かった。
    ネタバレ
    2023年2月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ α兄弟のそれぞれの独占欲の形。

    ずっとそばに置きたいのに自分の歪んだSっ気でΩをわざと傷つけている弟α(表面上は優しいし実際にΩを好き)
    離れていてもΩを守る為に着々と囲い込む準備をしていた兄α(会わない間もΩの為にずっと外堀を埋めていた)
    再会後の兄αはΩを溺愛です。

    人目を避けてしか会わない弟αと、存在を全部肯定してΩ以外に目もくれない兄α。
    ここの差でした。

    さなゆきさんは何作も読んでいますが、タイトルの付け方がいつも秀逸だと思います。
    本当に囲われているのはどっちなのか。
    最後の最後まで読んで、タイトルにまた納得です。
  • 二度目のはつこい

    伊勢原ささら/花小蒔朔衣

    観覧車のエピソードが胸キュンでした。
    ネタバレ
    2023年2月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 幼なじみのもどかしい両片思い。

    出会ってからほぼ一目惚れ同士。次第に友情より恋する気持ちが溢れそうになる攻め目線からのストーリーです。
    読んでいるとお互い両思いなのはすぐ分かるのですが、受けには芸能活動をしたい大きな夢がある。しかもそれを掴みかけている。
    受けに会いたい触れたいと思いながら、同性同士、ましてや憧れていた芸能界でどんどんステップアップしていく受けに、諦めなきゃと必死に感情を抑える攻めに胸が痛くなりました。

    秘密基地、2人で肩を並べて帰る通学路、その途中で眺める夕日、午後5時に流れてくる『夕焼け小焼け』、観覧車。
    (特に観覧車のエピソードが両思い後も出てきてグッときました)
    自覚した瞬間に諦めなきゃいけない恋…切ない。

    ストーリーの展開上、攻めの我慢のシーンが続くので、もしかしたらここは好みが分かれるかも。

    受けの芸能活動シーンは少なめです。
    普通のありふれた高校生活の描写が続きます。特別な事が起きないのが逆に良かった。

    相手の将来のために黙って離れようとするけれど、相手が必死で追いかけてハッピーエンド、、、みたいな展開が個人的に好みなのでドンピシャでした。

    何度も読み返すと思います。
    いいね
    0件
  • 一生、俺のそばにいて~エリート御曹司が余命宣告された幼なじみを世界一幸せな花嫁にするまで~【電子限定SS付き】

    滝井みらん/森原八鹿

    THE・王道
    ネタバレ
    2023年1月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ メタメタの王道です。正直ツッコミたい部分も多々あります。ヒロインが後先考えず命のリミットのギリギリで誰にも告げずヘロヘロの状態でイギリス行くとかね。出先で命が絶えたら親どころか国に迷惑じゃん!どーすんの!とか笑。←結局ツッコミたくて文が長い笑

    ま、とりあえずリアルな事は置いておいて。
    これはあくまでハッピーエンドを楽しむストーリーと割り切って楽しみましょう。

    自分の命の残り時間を好きな人と過ごしたいヒロイン。病気と余命宣告を隠し、ヒーローには事後承諾で強引に同居。
    ヒロインが語る同居の理由やメリットに納得できないながら、ずっと妹のように思っていたのでなんだかんだで受け入れるヒーロー。
    ヒロインの明るさに癒されていき次第に大人の女性として見るように。
    ヒロインはヒロインで、余命の事もあり、自分を妹としか見ていないヒーローに恋愛感情を溢れさせるわけにもいかずオカン化(笑)して普通の日々を楽しく過ごそうと頑張ります。

    途中ヒロインの母がヒーローに娘が余命宣告された事を教えます。
    その頃にはヒロインへの恋愛感情を自覚していたヒーローは、ヒロインを絶対に手放さず守っていこうと決意する。ヒロインに甘々になります。
    まあ…王道ですよね笑。

    ヒロインは余命宣告を隠している。
    ヒーローは、「ヒロインの病気と余命宣告を知っている」事を隠している。
    その上でヒーローが溺愛していく。甘々だけどほのかに切ない。モダモダするーーー。


    ところで、ヒーローの第二秘書がチラリと出てきますがこの秘書は最低の女でした。
    恋愛での邪魔はしないのですが、いくら仕事絡みとは言えもの凄く非道な言葉をヒロインに投げつける。第二秘書の人間性…、、、、。ギャフン無しなんだよね…。


    お互いを思い合う切なさにホロリときたり両思いになってからの溺愛を楽しんだり。一気読みしました。
    病気が絡むストーリーですが、そこまで暗くて重いシーンは出てきません。
    ぶっちゃけ都合よく進むところもありますが、そういうジャンルだし。

    ストーリーが次の世代に続いていたのでスピンオフも作れそうな感じ。
  • ずっと、君だけを 寡黙な黒騎士は生まれ変わりの元王女を今度こそ手放さない

    蒼磨奏/天路ゆうつづ

    ラディウスの一途さを読むストーリー。
    2023年1月16日
    ストーリー自体は王道です。
    身分差ゆえにお互い打ち明けてはいけない両片思い。そして永遠の別れ。
    …からのパトリシアの魂の入れ替わり。 (厳密には転生では無いですね)

    ラディウスのキャラが良かったです。
    ずいぶんあっさりとパトリシアを認めたなと思ったら、そのラディウスの言動にチラリと伏線がありました。なるほどね。
    さりげなく文章に書かれているので、読み終わったらもう一度読み返していただきたい。
    パトリシアを何年も待ち続けたラディウスの一途さ健気さの再確認ができて胸熱です。

    パトリシアをずっと求め続けたラディウスのストーリー。まさにタイトル通りです。
  • 野ばらとプリテンダー

    カモバーガー

    BLじゃなくても、、、
    2023年1月11日
    偽りの恋人契約を結ぶ2人が本当に愛しあうまでのストーリーです。
    ノアのピュアさに惹かれるルパード。ルパードの男らしさと時折り見せる優しさに胸をキュンキュンさせるノア。
    ルパードが自分の気持ちを自覚してからは堂々と溺愛。

    うん。王道中の王道でした。

    個人的に、ノアのキャラや衣装が受け付けなかったです。
    カボチャ型の半ズボン。フリルやリボン・刺繍たっぷり衣装。シャランシャランの髪飾り、太もものガーターベルト。
    外見も女の子。常に赤面で内股でデッカいウルルンお目々。
    変にあざとすぎる。

    ノアがゴシック○リータ風味の衣装で登場するたび、「…これ、普通に女の子で良くないか?」と思っちゃって。


    いまいちハマりませんでした。
  • 神官騎士は黒翼の忌み子を寵愛する

    杉原朱紀/金ひかる

    微妙。
    2023年1月11日
    作者様、後書きでご自分でおっしゃてますがホント地味なストーリーでした(汗
    魔界転生モノを書いてみたかったとの事。なのでこの手のファンタジーは初なのかな?

    前世の記憶がある受けが、ある特別な生命の「入れ物」になっているのですが、その理由が受けが強い魔力を持つ人間だから。
    でもその設定がほぼ生かされていません。受けの魔術開花は無いままでした(せいぜいキャベツ収穫や、畑の土を良くする程度)。
    受けの前世の記憶の活かし方も地味。やはり畑仕事の蘊蓄でチラリと披露されるくらい。

    派手な魔術もそこまで出てこず、出てきても地味でした。目立つのはラストにチラリと出てくる魔法陣くらい?

    恋愛もほぼほぼ初手から攻めが溺愛で受けに甘いし横やりも無し。恋愛のジレジレは有りません。

    と言うか、受けの中に入っている生命の方が攻めのキャラより目立つ。
    攻めがその生命の魔力回復のために銀色の髪の毛を切って渡した時は、某ジ○リのカルちゃんかと思いました(汗


    結局、好きなものにあちこち手を広げすぎて大味になっちゃったという印象。
    読み返すかは微妙。

    辛口スミマセン。
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  • 初恋王子の穏やかでない新婚生活【イラストあり】

    名倉和希/尾賀トモ

    健気だけじゃない受け。
    2022年12月28日
    続編の今作は、攻めと受けのすれ違いから仲直りまで。そこに王位継承やら王太子の恋愛、攻めの浮気疑惑(?)が絡みます。
    若干アクション有り。

    今回も名倉さんが書くストーリーによく出てくる年上ダメダメ攻めです。
    職務のストレスでイライラしてばかり。それを受けにぶつけて酷い暴言を浴びせてしまう。そのフレデリックの言葉がキツい。
    たっぷり嫌味も含んでて、あれは一生許せないレベル。
    そんな攻めにでも、少しでも役に立ちたいと願う受け。健気。

    あんな暴言を吐いたのだからもう少し攻めザマアが見たかったです。

    個人的に気になったのは、受けを「妻」と呼ぶこと。
    「妻」って、どうしても女性を連想しちゃって。違和感が拭えない…
  • アーサー・ラザフォードシリーズ

    名倉和希/逆月酒乱

    BLの楽しい詰め合わせセット。
    ネタバレ
    2022年12月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 基本はアーサーとトキのストーリーですが、トキの親友、アーサーの兄の2カップルのスピンオフもあります。

    アーサーが、出会った時は貧相で好みじゃないと断言していたトキに次第にメロメロデロデロ溺愛になっていくストーリーです。巻が進むごとにアーサーの変態度が上がっていきます。笑。

    3巻。NYに越してから、ある勘違いでアーサーの嫉妬心が暴走しトキに暴言を吐いてしまう展開があるのですが、これは名倉さんの安定のパターンですね。
    とにかく攻めの暴言がキツい。言っている本人も『しまった!』と途中で気がつくレベル。そりゃ受けもショックで姿を消すよね。
    でも、受けも自分にも悪いところは有ったと進んで仲直りするんです。健気受け王道。
    自分の言動を反省し凹む攻めザマアが好きなので、切なくなりながらも攻めのガックリ具合を楽しみました笑。

    健気受け・(性格的に)ハイスペ過ぎないイケメン攻め・溺愛・コメディも変態(笑)も有り・記憶喪失あり・心臓がギュッとする切ないエピソードも有り。
    BLの楽しいところ詰め合わせセットでした。

    ちなみに、アーサー兄のエドワードに受けで出てくる千紘のスピンオフはジメジメした印象。
    千紘の性格がなあ…。

    そして大変申し訳ないのですが、挿し絵が好きじゃありません。汗。
    こればかりは個人的な好みになってしまうのですが。

    巻が進むにつれてトキの目が巨大化していってる…宇宙人みたい…。
    ヴィジュアルがもう女子。
  • ひとりぼっちのワルツ

    羽純ハナ/松本いさ

    葵が…。
    ネタバレ
    2022年12月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ うううううん。辛いシーンが長いですね。

    『どうせ総三家を見下しているんだろう』みたいな勝手な妄想で葵をイジメるお手伝いさん達がまあ見事にイヤな人ばかり。征爾のいない時にイジメるとか陰湿。雇い主の伴侶を罵倒して手をあげるとかあり得ない。
    誰も味方になってくれる人のいない総三家の離れで葵がジッと耐えている。それが長すぎる気がします。

    征爾も、結婚相手は跡継ぎを作るためなら誰でも良くて。(←まあこれも拒否権無しの“お家の命令”みたいなものなので気の毒っちゃ気の毒かも)
    葵にちっとも興味を持っていなくて、最初の頃は顔もぼんやりとしか覚えていない。
    番にしたのを泥酔して覚えてないとか。色々と酷い。

    他の方のレビューにチラホラ見られたように、前半…いやほぼラスト近くまでの葵が辛いのが長すぎだし家を出てからの展開が唐突すぎる。
    それならもう少し、両思い後の幸せストーリーが欲しかったです。



    個人的に、『健気キャラが相手のために黙って姿を消す→失って初めて自分の気持ちに気づいて必死で受けを探し追いかける攻め』、、、みたいな攻めザマア展開が好きなので、そこは楽しく読みました。
  • 星空を見つめたそのあとで

    季田ビスコ

    浄化…
    ネタバレ
    2022年12月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ キレイな気持ちになりたい時に読むのにお勧めです。

    ここに同性同士だから、、、というモダモダは有りません。出会ってすぐ両思いになります。

    どちらかと言うと、障がいを持っている自分と付き合う事で、相手の夢や行動を制限してしまうのではという受けの戸惑いがメイン。
    そしてそれをサラリとした態度で解消していく攻めのストーリー。最後のエピソードは攻めの粘り勝ちですね。

    多分、攻め目線だったら、「受けが可愛いんだが!」と心の中でずっとつぶやいているんだろうな笑

    受けももちろん健気で一途なんだけど、攻めも一途で器の大きい人でした。

    エチはおまけページにあっさりめで有ります。
    受けが自分にもそういう行為ができたと感激する甘い可愛いショートストーリーでした。
    いいね
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  • 不機嫌なシンデレラ【イラストあり】

    千地イチ/小椋ムク

    お仕事メインです。
    ネタバレ
    2022年12月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんが後書きでお書きになった言葉を借りれば、安西(攻め)がずっと洒落臭いです。なんか、ずっと自分が佐山(受け)を導いてやってる感がプンプン。
    常に大人の余裕をまとわり付かせてます。口が上手くてホストみたい。それが鼻につく人もいるかも。
    佐山の気持ちを知ってて利用して「俺に恋愛感情を持たれるように頑張れ」と言い放ち時には頭にキスしたりして煽るのに、佐山の感情が溢れそうになると大人の口調でいなすシーンが何度かあったりして、そこにイラッとして個人的には安西のキャラには魅力を感じませんでした。(辛口すみません)

    でも最後まで読むと、佐山を手のひらで転がしているようでいて、仕事も心も救われたのは安西の方。生き方も変えられてます。
    なので2人の成長ストーリーでもあるかな。

    佐山の方が人間力があったかなと読後に思いました。あんな母親を乗り越えられた。
    安西のために彼の仕事上のライバルの元へ向かって大事なものを取り戻したりもします。しかもそれを安西には告げず成し遂げるところが男前。

    …と、まあ仕事メインのストーリーです。これから明るい将来が開かれていくんだろうなというラストでした。
    両思い後の甘々は少なめ。甘め好みの方は少し物足りないかも。

    ちなみに、安西は多分ノンケ。年上女性と付き合っていた文がサラッとありました。佐山が元々ゲイなのかも明言されていません。
    人間同士で惹かれあったという事かな。
    いいね
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  • 1/365の恋人

    たつもとみお

    失いそうになって気づく事。
    2022年11月26日
    ノンケが、受けの気持ちに絆されて、『好きな人ができるまで1年に1度デートする』という日を作ってもう10年目。
    いい加減に恋心にケリをつけようと、受けが「好きな人ができたから』とノンケにウソをつき、今まで会ってくれていた事に感謝を告げて、これで最後と離れようとする。
    受けが自分を好きだったことにアグラかいていたノンケはなぜかモヤモヤ、、、
    オレを見てればいいのに!と泥酔したり。よくよく考えたら自分は受けが好きだったんじゃんと気づくストーリーです。
    まあ王道ですよね。

    わりと早い段階で両思いになります。
    その後にお互いの気持ちの持ち方とか、周りの目とか、ノンケ攻めの受けへの接し方が微妙に変化した事への違和感とか、ちょっとしたすれ違いが起きたり。
    両思いになったからハイもう幸せ〜〜ってスンナリいかないところはリアル。恋が実ってから次のステップをどう上がるか。

    受けが泣き虫で健気です。でも時に大胆だったり。そんな受けが恋を捨てきれず泣くところは切なかったです。
    攻めは両思いになってから一途。堂々として隠しません(さすがにそこはファンタジーでしたw)。


    これはホントに私の超個人的な感想で恐縮なのですが、受けの髪型が(汗
    なんて言えばいいか、、、前髪が変だなぁ、と。コロネパン?縦巻きロール?ワカメ?みたいな。いつもべったり顔面にかかってて気になって気になって…

    それはさておき、程よいリアルさと程よい切なさとでサクッと読めました。
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  • 秘密の純真オメガと溺愛王【特典付き】

    名倉和希

    何度も読み返しています。
    ネタバレ
    2022年11月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ラスト近く。

    あえて子供っぽく手をパチンと叩き足をプラプラ揺らしながら言うリリのセリフがあるのですが、攻めの立場を思い、精一杯強がる姿に胸がギュッとなりました。
    あんなに健気な事を言われたらそりゃもうジーンも決心できるってもんです。

    リリがピュアで可愛いキャラでした。

    対してジーンはヘタレですねえ笑。
    そりゃあ部下に「バカですか」とグリグリされるよと笑
    どっちかと言うとリリに押されタジタジ多めのジーンです。

    可愛い、そしてちょっぴり切ない、素敵なストーリーでした。
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  • 恋する時をかさねて

    名倉和希

    キレイにまとまり過ぎかなと。
    ネタバレ
    2022年11月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ この作者さんの「秘密の純真オメガと溺愛王」が可愛らしいストーリーだったのでこちらも購入。

    うーーーん。。。
    攻めの「5年前のある事情」。これのケリの顛末がアッサリしすぎている。受けも簡単に許しちゃうし。
    …え?って感じ。わりと重い事なのに?忘れていたとかあり得ない
    受けも自分の母親の境遇を見ていたのに、よく信じられるよな、、、って感じ。

    それだけ心の底から攻めを愛して、触れ合いを求めていたのだとは思いますが。



    最後の方に受けの父親が出てくるけれど、ここでも綺麗すぎるような。
    本妻がいて長男もいながら『本当に愛していたのはお前の母親だけ』とか、それ政治家が言う一番ウソくさいセリフ。
    ここでも受けがアッサリ許しちゃうのもちょっと…。

    あまりに聖人すぎる受け。そして出てくるキャラの9割はいい人。

    その残りの1割である、受けをストーカーしていた男はホント嫌なヤツでした。攻めに助けられて良かった。



    …と、キレイにまとまりすぎるストーリーを素直に読めないヒネくれ者のレビューでした。
  • 鳴けない小鳥と贖いの王

    六青みつみ/稲荷家房之介

    面白いけどちょっと冗長かな。。。
    ネタバレ
    2022年11月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻は2人が出会い、一度離れて…というプロローグから。
    再会して、一緒に旅をして信頼しあえる仲に。しかし横やり女絡みから攻めの裏切りで終了。受けがとことん辛い状況に。
    2巻は攻めザマア。受けの塩対応炸裂。攻めの贖罪の巻。
    3巻は2人が許し合い心の底から愛しあうまで。メリバと思わせてハッピーエンド。戦争シーン多め。ファンタジー色強いかな。

    作者さんは当初2巻でまとめる予定だったと後書きでおっしゃってましたが、やっぱり2巻くらいの長さで丁度良かったような、、、

    攻めザマア好きなので、1〜2巻は胸をぎゅうぎゅうさせて読みました。
  • ピットスポルム 合冊版

    三上志乃

    小田島!もう我慢しなくていいんだよ!!涙
    ネタバレ
    2022年11月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 思い切って合冊版買って良かった!一気読みできて最高!絵も綺麗でした。

    私は小田島のキャラにすごく感情移入できました。小田島の気持ちの流れが丁寧に描かれていたし、矢野を好きになったキッカケも、あ、矢野の内面が見えたからなんだなと納得。
    そして小田島の目の表情がまたいいんだなー。どうしようもなく矢野が好きなのが分かって。
    自分でコントロールできているつもりだったのに、本気で人を好きになってしまうのは止められない。でも罪悪感に押しつぶされそうになって半分壊れている小田島。
    切ない。

    相手を想うあまりに距離を置こうとしたり、その場をふざけた雰囲気にして友達としてのスタンスを守ろうとしたり。
    チャラ男に見せかけて自分を抑圧して小田島はどんなに苦しかったか…いつも遠くから矢野を見ていた小田島…切ない(2度目)…。
    毒親気味の母親なのに、ちゃんと向き合って自分の気持ちを正直に言えて、明るい一歩を踏み出せて本当に良かった。

    矢野もちゃんと男子高校生のキャラでした。そりゃあ親に負担をかけたくなくて、学業にだけ必死で恋した事が無かったら小田島の気持ちにパニックになるし、戸惑って避けたりしちゃうよなぁ…って。
    でも、ゲイだノンケだとかではなく、人間としての小田島を好きになった矢野は本当に「男前」でした。


    本編ではツンツン気味の矢野が、オマケページでは甘えたになってて可愛かったし、そんな矢野を抱きしめながら幸せを噛み締めて涙を浮かべる小田島にキュンキュンしました。


    小田島はチャラ男(でもそれは自分の本当の性癖から目を背けたかったから)設定なので、色んな女の子と’いたして‘おります。それが苦手な人は注意です。



    繰り返し読むと思います。
  • 体験学習の三日間 「二重螺旋」番外編【電子限定版】

    吉原理恵子/円陣闇丸

    特典コミカライズだけでも電子書籍化希望。
    2022年10月28日
    番外編のコミカライズですね。

    本編は全巻購入済みです。期間限定の値下げで購入し読み始めた新規の者です。

    で、気になるのがこの番外編。
    さすが20年(!)続くストーリー。番外編は他に何作かあるらしいのですが、この螺旋シリーズの作者様、本編にその番外編のストーリーをちょいちょい差し込んでくるのです。新規で読み始めた者からすれば「え?読み飛ばした?」ってなります。消化不良。 とくに、今は読めない「スタンド・イン」とかいうエピソードが出てくると若干イラッとします笑 今作でもそう。一瞬かすめてます。

    掲載雑誌の当時の全員応募とか?の特典らしいのですが…。

    ちょっと調べたのですが、何作かはこの漫画家さんでコミカライズされている様子。

    これからその番外編コミカライズを電子書籍化してくれるのでしょうか。 そこら辺がちょっとモヤモヤします。
    読み始めたシリーズは番外編だって読みたいですよね?(超個人的意見ですが)

    原作にしろコミカライズにしろ、シリーズなら電子書籍化希望です。ぐぬぬ。。。

    さてこの作品のレビューですが、雅冴が尚人にハマる加々美にヤキモキするストーリーです。最後にチラリと甘々シーン。
    雅冴はどんだけ尚人が好きなのよって確認の番外編でした。雅冴の撮影シーンも有り。絵が綺麗。本編コミカライズの絵も眼福でした。
    (原作は巻が進むにつれキャラがカッコよく若くなってますw)

    しつこく(笑)言わせていただきますが、番外編は雅冴と尚人の甘々が多い様子。と言うか、本編が重い分、番外編は甘々なものが多いそうで。
    幸せな2人を読んでみたい。電子書籍化希望します!
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  • 二重螺旋

    吉原理恵子/円陣闇丸

    辛口になります。15巻まで読了。
    ネタバレ
    2022年10月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ コミックから来ました。円陣闇丸さんのコミカライズが良かったので。既刊を全部ポチりました。

    平成どころか昭和臭のするような、クセのある文体の作家さんです。それを承知で購入して言うのもなんですが。とにかく「〜であった」という文の〆が多い。それと「しんなり眉をひそめた」。いっそ野鳥の会になって、この2つをカウントしてみようか?笑


    この「二重螺旋」が初めて刊行されたのが2001年6月なんですね。思わずグ○ってしまいました。
    物語の導入部で尚人は10歳の誕生日。で、すぐ高校生になります。そこからです。現在11巻まで読んだのですが、尚人高校2年生。 ある意味、BL界の「王家の紋○」?「ガラスの○面」??ちゃんとラスト迎えるのでしょうか笑
    レビュー見ると、このシリーズは数年に1冊とかの刊行ペースなんですねぇ。初版から追いかけてる方ホント尊敬します。
    20年を費やして、主人公の1年2年の期間の話を書いていらっしゃる。

    2人がタブーを乗り越えるドロドロものかと思ったら、機能不全の人達の群像劇になってます。色んな人に視点が移ります。
    10巻以降は尚人のハイスペック開花のまるで別のストーリー展開です。暗い要素無し。
    一貫する雅冴の清々しい『尚人以外は要らない』オーラ、それに関してはいいですね。妹(尚人にとっては姉)・弟にも本気で塩です。ま、塩にされてもしょうがない妹だし。雅冴が尚人しか眼中に無いので、いつもムキーーッて尚人に嫉妬メラメラ辛くあたる。いきなり頬にビンタしたり。
    それと親族がほぼ嫌な人達ばかりです。(味方はチラホラ居る)。

    2〜3巻以降の2人のエチシーン。テンプレですか?ってくらいセリフも行為も描写がかぶってます。もはやスッ飛ばして読んでます。タマとか言わせるそのダサいセンスどうなの…。
    あとリフレインが非常に多い。前巻の引用もまた多い。そして文体がクドい。話が進まないわけです。

    ※ここから追記です。

    11〜14巻これといった大きな展開は無し。尚人のハイスペ開花・モテキャラ話。
    15巻は雅冴がモデルや仕事の方向性も含め自分を模索していこう…みたいな展開。尚人とは安定。緩急に乏しいかも。
    16巻は雅冴が海外進出にチャレンジするのかな。

    なんか…10巻までの雅冴のドロドロ執着が懐かしくなってきました(遠い目
  • 君の夜に触れる【単行本版】

    もりもより

    単行本化バンザイ!2巻追記。
    ネタバレ
    2022年10月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ やっと単行本化!待ってましたーーー!
    一気読みできて嬉しい!バラ売りを買っていた方には申し訳ないけれど、これは一冊にまとまってから読んだ方がいい。

    絵の透明感と丁寧さが抜群に素晴らしい。2人でいる時の構図もとても上手い。唇が触れられる距離にいるのに触れずにいて、でも息づかいや体温は感じてしまう切なさ。もう、ふぁーーっ…切ない…って感じ。
    前半、暗めの画面が多いのですが、後半に行くにつれほんのり明るく陽がさしていくような画面が増えていきます。2人の未来を暗示させているかのようですね。

    雨の音を聞いている佳澄を、少し離れた場所で見ているボロボロの千夏に心臓を鷲づかみされました…

    2人のプチ逃避行での夜がまた美しかった。
    いわゆる、BLの「そういう」シーンはほぼ有りませんが、個人的にはむしろそれが良かった。十分に色っぽい。ホントに美しいです。

    ほぼラスト、お互いの瞳の中にお互いが写りこんでいるのが見えます。これもまた神作画ですね。

    千夏の父親が案外あっさり退場したり、そんな世界からどうやって抜け出したかとか細かいツッコミどころは確かにあるとは思います。
    これは救済ものとして、孤独で恐ろしかったお互いの「夜」に触れて進む2人の心情を読んでいくストーリーだと思いますので、そちらに比重を置いて読みました。


    最後までドキドキしながら切なくなったりハラハラしたりキュンとしたり、とても楽しめました。
    オマケページもその後の2人がチラリと見ることができてホッコリしました。

    2巻感想。
    今回は酔ってしまったカスミがチナツにエチをおねだりするショートストーリー。甘々でした。
    とにかく画力の高さに惚れ惚れします。2人の体のラインとかすごくキレイ。チナツの手の筋や腹筋の描き方なんてピカイチです。
    全ページ眼福でした。

    ささやかで平凡だけど、それが2人にとって最大の幸せなんだよね…。
  • ゴンドワナの眠り

    青井秋

    静謐なストーリー。
    ネタバレ
    2022年9月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 同じ青井さんの「爪先に光路図」が好きな人にはドンピシャですよね。
    特に2話目の「さかなの体温」が好きな人には。

    「爪先に光路図」は短編集でしたが、こちらは全編がこの2人の話です。

    他の人には見えない、2人だけが見えるようになってしまったモノ。その謎を追う2人。
    言えなかった事や伝えたかった事、ずっと抱えていた罪悪感とか戸惑いとか。
    片方はずっと覚えていたのに片方は忘れていたり。
    そしてストーリーのキモとなるピラルクーの、自分の骨がオパール化するほどの永い時間でも変わらない想いとか。


    クラッシックには全く詳しくない私ですが、青井さんの描くストーリーは、ショパンやリストが似合いそうといつも読むたび思ってしまう。
    激情的に盛り上がるのでなく、静かに深々と進んでいく感じ。

    遠くから見ているだけだったのに思いがけず仲良くなったり、気持ちを抑えきれず手を伸ばしてしまったり、そのせいで避けられたり、「これからも友達」と言われて一瞬言葉を失うシーンとか、攻めの心情にグッとくるものがあります。


    とても美しいストーリーでした。
    やっぱり青井さんの世界観は唯一無二です。
  • 散る散る、満ちる 新装版

    凪良ゆう

    モダモダです。そして私は榎本推しです。
    ネタバレ
    2022年9月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 私は、主人公が恋する里見より、窓から勝手に入ってくるお隣さんの榎本の方とくっついて欲しかった。

    勝手にイライラして拗ねてツンケンして冷たく当たる里見より、いつも如月を思いやっていた榎本が良かったな。


    如月は、好きな人がいるって分かっているのに相手にグイグイいくタイプではないので、ハッキリ好きと言わないモダモダに好みは分かれるかも。
    やはり凪良さんの作品で、似たシチュで「愛しのニコール」と言う作品がありますが、私はそっちの方に感情移入できたかな。

    ただ、ラスト近くのキンピラのシーンはグッと泣けました…


    凪良さんは、主人公が恋する相手には好きな人がいて、だから主人公は自分の気持ちを隠して「良き友人で」ってシチュが多いですが、このストーリーもまさにそれ。凪良さんも王道を書いたと後書きで仰ってました。


    もうだいぶ前のお話なので、榎本のスピンオフは無いのだろうなと思いますが、出番が少ないけれど、主人公の背中を押していた榎本が今度は幸せになってほしい。
    SSの榎本視点を読んでますますそう思いました。
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  • じゃのめプチファンブック ハニーミルクドロップスシリーズ

    じゃのめ

    眼福でした…
    2022年9月11日
    じゃのめさんの絵は本当に素敵です。

    ラフ画でも寿のキレイな腰のライン(個人的にじゃのめさんの絵柄の好きな部分)が出ていて、改めてプロの漫画家さんの実力に感動しました。
    これにネームも考えるのだから。凄い(語彙力皆無)。
    もう芸術ですよねぇ。

    なんだー、寿よ、ラフ画でもカラーでもなんて色っぽいんだ、君は。
    ずるいぞ。



    眼福でございました。
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  • 百年でただ一度だけ恋した

    ARUKU

    映画を観たような。
    ネタバレ
    2022年9月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初読みの漫画家さんです。
    絵が個性的。クセ強め。でもそれが味になるタイプの漫画家さんですね。

    ストーリーは、生きにくさ・しがらみ・親の借金・本心では好きじゃない女性との婚約・自分の性的な部分での悩み、、、閉塞感しかない日々の中でもがいている主人公が、出会い系アプリを介して繋がったミャオ君と話をしている内にどんどん惹かれていく…リアルで会ってからも、お互いのめり込んでいきます。
    ちなみに、主人公はちゃんと自分には婚約者がいる事を宣言しているので、その人と結婚するまでの関係と2人とも納得ずくです。
    (ここの部分でイライラする人もいるかな?私はストーリー上で必要な展開だったと思いました)
    期間限定の関係ながらも、だからこそ会っている時間がキラキラしてて、素の自分のままで心の底から楽しめて。


    普通に生きている人達の打算的なところや汚れた部分を描くのが上手いですね。婚約者がもう、何ともイヤな女。
    チラリと出てくる主人公の親も毒親。
    言ってしまえば、結婚準備を進めつつミャオ君との逢瀬をやめられない主人公もピュアでは無い訳で。

    んで、ウザい絡み方をする人の方が逆にいい人だったり。同僚にナイスキャラがいます笑

    アプリの中のアバターも可愛かった。
    主人公が唯一心をさらけ出せる場所。

    この漫画家さんのテイストではバッドエンドもあり得るかも?とちょっとハラハラしましたが、ハッピーエンドで良かった。
    攻めが執着溺愛でした(もう一度読み返すと、ああ、そう言う事ねってとこがあります)。

    主人公の境遇が苦しいのでラスト近くまで切ないですが、その分の解放感がいい。主人公のリスタート。
    全部がスカッと問題解決する訳では無いけれど、それもまたリアルかな。

    良作の映画を観た気分になりました。
  • 咲かない花に水やり

    yoshi/阿賀直己

    うーん、、、
    2022年9月9日
    え、もういたしちゃうの?ってくらい直ぐに体の関係になります。
    あれだけ攻めを嫌っている素振りを見せたのなら、もう少し意地を見せんかいっっ!と受けに思ってしまって。

    絵絡も確かにキレイなのですが、読んでるうちに何となく古臭く感じてきて(汗

    なんだろう、表情のつけ方かな?髪型?服装?


    すれ違いモノっちゃあすれ違いモノなんだけど、、、、あまりにあっさり短時間で体の関係になって切なくも何ともない。
    そういうのはどうでもよくて、濃厚なエチシーンが見られるのならOKの人向きかな。


    2巻の試し読みではちょっと切ない展開かなと思ったのですが、1巻でアッサリ関係修復しちゃってるので、2巻購入はとりあえず保留しておきます。
  • お慕いしたこともないのに何故わたくしが嫌がらせを?

    すずむし/黒乃きぃ

    雑。
    2022年9月6日
    細かい事を言えば、主人公キルシュの婚約者で王太子のミドルネームにバロン(男爵という意味)と入っていたり、その親である王妃の「キルシュさん」呼びも、平民的すぎてちょっと違和感。

    11年前からって言うけど、主人公の年齢いくつ?
    学生っぽいんですが、、、、。

    冒頭、キルシュの婚約者でもある王太子とイチャイチャしてた女の子には何のお咎めも無し。

    ページ数もあるのかもしれませんが、色々と雑な漫画でした。
    唯一 絵がキレイだったのが救い。
  • あやかし蝶と消えた初恋【イラストあり】

    海野幸/Ciel

    攻めザマアです。
    ネタバレ
    2022年9月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ よくある記憶喪失とかではなく、ちゃんと攻めを認識していて、自分は『この人が好きだった』事も覚えている。でもある事でその『好きだった』人や物事にどんどん興味を持たなくなっていく。
    今まで受けの気持ちにアグラをかいて追わせていた側からしたら、「もう恋愛感情は無い」なんて言われたらそりゃー慌てるよな…と。

    攻めを好き好きオーラがダダ漏れで周りにモロバレしている受けが、日を追うごとに攻めを追わなくなって感情も淡白になっていき、その状況を青い顔で見ている事しかできない攻め。
    チラリとですが当て馬も出てきて、攻めが嫉妬したり。
    いやーいい「ザマア」でした笑
    攻めザマア好きとしてはなかなかにハマったストーリーでした。

    イヤなキャラは出てきません。

    でもな、中の挿し絵がどうにも古臭い。
    令和どころか昭和っぽい。髪型やファッションが大学生に見えない…(あくまで個人的な感想です)。
    Cielさんは中世や異世界、姫・妃、騎士などで本領発揮の方だと思います。

    それと、受けがあれほどの昆虫大好き設定なら、大学の専攻も昆虫学(?)か生物学にすりゃあ良かったのにと思いました。
    攻めも、実家の「蝶」の事を探っていたのならなおさらじゃん? とかね。


    このストーリーの攻めはいわゆるスパダリではなく、自分の性格(性癖ではない)に悩みを持つ普通の大学生。なので攻めの活躍で受けの気持ちをとり戻したとかいう展開ではなく、あくまで“現象的”な事と、結局は受けの「攻めを好き」という気持ちが再び湧き上がることでハッピーエンドに持っていくので、そこは好みが分かれるかも。
    でも、このストーリーの攻めの良いところは最後まで諦めなかった事。受けが変わってしまってもずっと側に居続けた事。
    お互い両片思いだったので、これからは2人の世界でお幸せに。

    あと、いざとなると受けの性格の方が潔いです。
    いいね
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  • 恋愛前夜

    凪良ゆう

    普通の日々の、普通の幸せ。
    ネタバレ
    2022年8月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 他の方のレビューにもありますが、キャラや設定が「美しい彼」と似ています。
    このストーリーのキャラを新たに肉付けしたのが「美しい彼」と言うべきか。


    受け→クラスのカーストから外れないように無難に友達付き合いをしている綺麗な顔のモテキャラ。
    攻め→黒髪無表情ぼっち。絵を描くのが得意。

    攻めが父親と2人暮らししている集合住宅の隣りの部屋に、受けが母親と2人で引っ越してきてからの幼なじみ。

    受けと攻めは、学校では接触なく過ごしているけど、家に帰れば受けが攻めの晩ご飯を作ってあげて一緒に食べ、1つの部屋でお互い自分の好きな事をして過ごす。それが日常。
    そんな日々の中、受けがカースト上位のやつにある誤解で嫌がらせを受けるようになり、それに気がついた攻めがカースト上位のやつをフルボッコにする、、、そこから受けに湧き上がったモヤモヤした意味不明な感情。
    それ以降の攻めの行動も、『キス以上の事もしたのに離れていく、しかも攻めは勝手に自己完結して音信不通になり、離れたところで新しい恋を始めている』といった、受けには切ない状況が続きます。
    決心して上京し攻めに会いに行けば、想像していたものとは違う戸惑った顔の攻めのリアクション…ここからの受けがまあ切ない切ない。

    そんなストーリー展開も「美しい彼」と通じているのですが、こちらのストーリーは受け目線で心情が丁寧に描かれているので、個人的に言わせていただくのなら、より切なく感じました。なんか…泣けました。

    でも攻めの新しい恋のお相手も愛すべきキャラなんだよなー。だから苦しい。


    とり立てて劇的な出来事も起きないのに、このストーリーは心臓をキュッとさせるんですよね…
    一生懸命に青い春を歩こうとする2人のストーリーでした。

    何度もリピートすると思います。
  • 美しい彼

    凪良ゆう/北野仁

    最高で最強のタッグだと思う。
    2022年7月26日
    「美しい彼」という、レビューの投稿数も高評価も多いこのストーリーを知っていながら、なぜか食わず嫌いしていました。


    今回、好きな漫画家の北野さんが描くということでポチッとしてみた結果、、、もう感謝しかないです。
    ありがとうございます!こんな素敵なストーリーに関わってくださって。お陰で大好きな作品が1つ増えました。

    一気に原作の番外編まで購入して「美しい彼」沼にズブズブです。「美しい彼」のサイドストーリー“金木犀”が読みたくてビジュアルブックにまで手を出す始末…
    この漫画を含め原作を何度もリピートしてはデュフフフとほくそ笑みしてます。


    原作には葛西さんの美麗なイラストが入っていますが、それを踏襲(かと言ってコピーでは無い)している2人のキャラの描き方がとても秀逸。

    平良はいつも清居を見つめてストーカーしているキャラ。だからなのか、平良の瞳の描き方が丁寧にキモい(褒めてます)。それが良い!そしてちゃんとダサい笑。
    清居も王様感バッチリ。

    これから平良は清居に散々「キモい」「キモウザ」と罵倒されていくわけですが、言われた時の平良の表情がまたオドオドしているクセに喜んでいて、やっぱりキモいです(褒めてます)。

    原作まで読んだので展開は知ってしまったわけですが、この先にある清居の渾身の「カッコ悪い」シーンを北野さんがどう描かれるか本当に楽しみです。
    北野さんには頑張って原作全部を漫画化して欲しい!

    (余談ですが、北野さんの「最低な男の腕の中」と言う作品の中で、扉絵にアヒル隊長が描かれてて、またしてもデュフフとなりました。。。)
  • 小説花丸 星の数ほどささやいて

    響高綱/花小蒔朔衣

    急にオッさん化
    2022年7月26日
    ストーリー自体は王道です。幼なじみの再会もの。横やり有り。
    両片思いのジレジレはそれなりにキュンとしました。受けの、攻めに対する罪悪感も理由に無理が無かったです。

    でも、両思いになってエチに雪崩れ込んでからが攻めがもうオッさんです。
    なんと言おうか、、、、手慣れた感?
    言ってるセリフもとてもじゃあないが高校生では無い(笑)
    外国に行っていた間も、一途に受けを思っていたのなら多分他の人とお付き合いしてないはず(私の勝手な解釈)。
    それなのに攻めはもう30〜40代の余裕のある大人みたいなセリフばかり吐くなぁ、、、と若干引きつつ読みました。


    受けも小動物系ブルブルオドオド震えてカワイイ系?まあでも流されるばかりでもないか。



    キャンペーンだったし、あらすじを読みピュアっぽい表紙だったので、この前後編の後の続編も購入しましたが、やっぱりエチシーンは攻めがオッさん化(笑)



    そして何より、こう言っちゃ身も蓋も無いけれど このストーリー、受けが女の子でも良かったのでは。
    いいね
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  • 美しい彼番外編集

    凪良ゆう/葛西リカコ

    五体投地した。
    2022年7月10日
    ずっと気になっていたのだけれど読まずにいた本編が漫画になり、しかも好きな漫画家さんだったのでまずそちらから読了。
    本編は絶対間違い無しと悟り全巻ポチッと。悔い無し。
    この番外編まで一気読み。

    天照大神のように輝けるこのシリーズを、今までなぜ読まないでいたのだろう。私のバカ。
    アヒル隊長に腹をかっさばいて謝罪をしなければ。

    これはゼウスに雷を投げつけられても文句は言えないだろう。いやむしろ投げられるべき。
    「美しい彼」を作り出した凪良さんとその関係者さん達に五体投地で感謝。
    こんなにもどかしくてキモくて切なくてキラキラして、かつ大笑いできるBLを生み出す凪良さんは神。
    この番外編を読んだら本編を読み返したくなり、そして本編を読むとこちらの番外編も読み返ししたくなる…という恐ろしいループ。

    …。

    何はともあれ、このシリーズにどっぷりハマった一兵卒としては、神からうっすら予告されている本編4冊目をひたすら待ち続けるのみである。
    栗を乗せてもらうのを順番に待つモンブランのように。
    澱んだ川を流れるアヒル隊長のように。
    あるいは推しの幸せを祈る清居会の乙女達のように。
    「平良・清居よ、幸せであれ。エターナル。」と。
  • 青春のディライト

    みなもとまり

    青い春(いや夏か)にキュンとなった。
    2022年6月6日
    良かったです。ドラマチック過ぎないところが良いです。
    変わり映えはしないけど、楽しい日々が理由もなくこのまま続くと思ってしまう年代の、キュンとするストーリーでした。


    個人的には自転車に乗ってからのシーンが切なかった。好きと悲しさと無力感の発露。
    (なぜか脳内でゆずの「夏色」がリフレイン)


    31ページと短いので、説明不足だったり詰め込んだ感は若干ありますが、それでも上手くまとめたかなーと思います。


    この2人のその後が読んでみたいと思わせるストーリーでした。
  • 最低な男の腕の中

    北野仁

    攻めがナイスキャラ。
    2022年5月5日
    絵がキレイ。キャラの腰のラインがとても綺麗。
    展開が早すぎる感はありますがストーリーも良い。
    攻めがいいキャラです。
    (ちなみに主人公はツンツンおかんキャラ)

    個人的に気になったのは、チラホラ出てくるデリカシーのないセリフ。



    受けで言えば、ほぼ初対面の相手にあんな大きめな足の傷跡の理由を聞く?
    後半はわりと独りよがりの事を言うし。
    ケリのつけ方(と受けが勝手に思ってる)も攻めの気持ちを全くスルー。


    主人公姉にいたっては私のキライなタイプの人間ですね。人の失恋をネタにニヤニヤからかうのは肉親であってもイヤ。(本当に超個人的感想でスミマセン)
    姉、要らないキャラでは…。


    それでも、攻めが一途でカッコいいキャラだったので星4つ。
  • 気難しい王子に捧げる寓話

    小中大豆/笠井あゆみ

    エセルのワガママを越えて読んでみて。
    2022年3月21日
    作者様買いです。
    「ラプンツェル…」でスカッとしましたので。


    アーサー王やマクベスのエッセンスを感じます。かと言って敷居が高いわけでもなく。


    育った環境のせいでワガママ放題の腫れ物扱いになっているエセル王太子と、野心を持ち、上手くエセルの側にいる事で出世しようとするオズワルド、この2人の心の成長物語とでも言いましょうか。
    始まりから中盤にかけてはエセルもオズワルドもまあまあヒドイ人間です。

    そうなったのにも理由があったわけで。

    途中、エセルは辛い現実に打ちのめされる展開になりますが、それを認めて真摯に向き合うようになります。変化していくエセル。
    そこからのオズワルドがわりとモダモダしていて笑
    余裕で手のひらで転がしていた相手から急に避けられたら、そりゃあジレジレしますよねえW
    攻めザマアとか好き避け大好物です笑。

    家庭教師もナイスアシストでした。


    エチシーンはラストにイラスト入りではあるけれどもサラッと有ります。
    個人的にはエチシーンが無くてもいいくらいなので、濃厚な(笑)エチシーンが欲しい人にはちょっと腹八分目かも。

    一気に読みました。
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  • 輪廻の花 ~300年の片恋~【SS付き電子限定版】

    六青みつみ

    没入しました。
    ネタバレ
    2022年2月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 普段ファンタジーものは読まない私でも楽しめました。


    とにかくカインが一生懸命生きている感じ。そこから幸せを掴むまでのシンデレラストーリーです。
    これでもか、とカインが辛い目にあいます。

    自覚した瞬間には諦めなくてはいけない恋心も切ない。(BLでは有りがちではありますが)
    レイから花を摘んでもらって、嬉しくて独り涙するシーンとか泣けます。
    愛する人のために自分を犠牲にしようとするシーンも胸が痛みました。

    惜しいのはレイ。スウェンの顔だけしか見てないんですよね。300年前のカイエンの肖像画にソックリというだけでスウェンにメロメロ。
    でもカインが自分を嫌っていると気にしていたり。
    カイエンの生まれ変わりはすぐ分かるとどの口が言う?って言うくらい気がつかない。んで1人でモンモン…。
    まあ、だから起こるスレ違いなんですけどね。


    ラスト、話をまとめようとして大急ぎで終わらせた感が否めませんでした。もう少しページ数を増やすか2冊くらいにすれば良かったのでは。
    カインの辛いシーンがたくさん有ったぶん、両思い後の幸せな2人をもう少し読みたかったですし。
    敵の正体とか「?」だったし、カインが覚醒してからの展開とか思いきり駆け足に感じました。

    でもすれ違いもの好きなので、ギュウーーーッと切なくなりながら没入して一気読みでした。
    いいね
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  • 小説花丸 あそびじゃないの

    西門/花小蒔朔衣

    九条め。。。。
    ネタバレ
    2022年2月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズ2巻を通して読んだ感想です。
    とにかく凛が健気。
    九条が大人気ないなー、、、という感じ。

    1巻→凛がほぼ恋愛初心者でどう立ち回ったらいいのか分からないのに諸々言葉足らずの九条。
    大人で恋愛経験もあり、しかも社長で…凛だって尻込みしちゃうよね。

    好きって意思表示されないまま、全く説明されないで連れて行かれたパーティーで嫌がらせされる凛。
    九条は見たってだけで「何で言いに来ない」って凛に怒ってるし。いや助けなさいよ、見かけたのなら(汗
    九条の部屋でもそう。自分は本気で凛を好きだって言う事をなぜ分からせないのか。
    凛、傷つけられっぱなしじゃーん…。

    その後も九条の大人気ない態度が続きます。

    とにかく凛の健気さと頑張りでラストがハッピーエンド。

    2巻→こちらでも九条の大人気なさが目立ちます。そしてやっぱり凛が健気。
    少しでも九条が癒されるようにとステップアップに頑張る凛を、また九条の態度で凛が泣かされるとか。。。

    凛の同僚とか、英の方がナイスキャラに思えてきます笑。


    まあね、『九条、コンニャロめ!』とか思いながらも、結局は凛がいないとダメダメになる九条がチラリと伺えるのでスッキリはします。


    健気受け好きにお薦めです。
    いいね
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  • 叶わない、恋をしている 【イラスト付】

    凪良ゆう/水名瀬雅良

    攻めが自分勝手に見えてしょうがなかった。
    ネタバレ
    2022年2月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ BLの設定によくある、受けは「両親が不慮の事故で…」攻めには「忘れられない人がいて…」
    って話です。


    でもなー、、、、まさか攻めが既婚者とは。受けがハプニング的に知る展開。
    いくら攻め夫婦両者の間では離婚が決定していると言われても。
    まさかの攻めの忘れられない男性以外に奥さん娘がいたなんて。設定の風呂敷を広げすぎた感があります。

    なのにチラリと出てくる攻めの妻と娘が薄ーい。絡みは一瞬。
    この程度の出番なら既婚設定は要らなかったのでは。


    そりゃね?最初は攻めの「会ってお茶するだけ」ってお願いから始まった関係ですよ。受けも納得してたんだし。
    会ううちに攻めを好きになって深みにハマってしまって、グイグイいく受けは責められない。
    でもですよ。逆に既婚を知らせなかったし流されてわりと簡単に手を出す攻めには、『無いわーー』と共感できず。

    そして攻めの娘、父親も母親も浮気相手がいた(母親は再婚したい恋人がいる)…挙げ句に父親にも新しい恋人ができて、しかも男性でそっちの家族に奪われる事になるんだよね、、、、なんて、なまじ既婚設定で娘まで出すから余計な感想を持っちゃって(汗

    と、BLはファンタジーと分かっていても、個人的には最後まで攻めの小狡い感じ・逃げ腰・自分勝手さだけが印象に残りました。



    あ、受けとその兄弟は本当にいい子ですよ。
  • 臆病者に花束を

    井ノ宮みや

    表題作のカップルが良かった。
    2022年1月30日
    作者さんのデビューコミックとか。
    絵も見やすく、話も上手くまとまっていました。
    表題作が良かったのでそちらのレビューを。

    お互い学生時代に対人のトラウマを抱えています。片や心を閉ざしがち、片や気持ちを隠しがち。そんな2人が出会って変化していく話でした。


    2人が関係を築いていく話なので、大きな障害は無いし、当て馬もサラッと退場。
    攻めも受けも、恋を掴むためにそれぞれ頑張るシーンがありました。


    少し気になったのは、作者さんの手の表現が(上手いのだけれど)どのシーンもワンパターンという事。せっかくのピアノのシーン、キャラの動きが固くて弾いてるように見えなかったのも勿体ない。
    クラシックの蘊蓄がチラリと出てくるので余計そう思ってしまって(汗
    (デビューしたばかりの発展途上の作者さんなのにちょっと辛口だったかな)
    でもホッコリしました。

    2カップルの話+表題作のカップルのその後の甘々ショートストーリーでした。
  • 愛蜜結び~オメガの王と溺愛騎士の甘い婚姻~【特別版】(イラスト付き)

    葵居ゆゆ/yoco

    タイトルまんまです。
    2022年1月28日
    淡々と進む感じ。
    両方からの視点有り。

    仲が裂かれるような大きな山場は無いかな。
    タイトルどうり、溺愛アルファがオメガを懐柔していくストーリーなので。

    ツンデレ好きには良いかも。オメガは終始ずっとツンツンなので。
    まあ置かれた立場と生い立ちがそうさせたのだけれど。

    アルファの前だけででも素直な物言いができるようになったオメガがもう少し読みたかった。
    あくまでも個人的には、オメガがもうちょっと可愛げがあった方が好き。

    yocoさんのイラストはいつも眼福ですね。
    ストーリー星3でイラストが良かったのでプラス星1で。
  • ひなは蜜色の恋にとらわれる

    椿野イメリ

    スッキリします。
    ネタバレ
    2022年1月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めザマアものです。
    1巻は、失恋したての受けがモテ男の攻めにグイグイ来られて陥落。でもオモチャはもう要らないと攻めに酷い振られかたをするまで。
    2巻では心機一転して攻めと距離をとる受け。距離をとられて初めて、受けに恋していた事を自覚した攻め。
    反省した攻めが何度も許しを乞い、やっと受けに許されるまでが描かれてます。攻めがわりとボロボロになります。

    地味キャラ受けが、メガネを外したら綺麗な顔立ちだったってのもド定番ですね。

    でもなー、確かに攻めは酷い男なのだけれど、少なからず受けにも原因があったような。
    あんなプライド高そうな人に、(無自覚にしろ)他の男性への未練ダダ漏れを見せつけられたらねえ。
    受けだけが100%の被害者では無いでしょ。
    わりと流されやすいなーとも思いました。


    最後は安心のハピエンなので、スッキリしたい時に読むといいかも。


    ただ、この作者様、同じ顔を描けないの?と思うくらい受けも攻めも顔が安定しませんね。
    後半にいくにつれ、受けの目がどんどん大きくなるしキャラがどんどん女性化・子供化していきます。
    そこがちょっと気になりました。
    いいね
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  • 寒がりな怪物

    あさじまルイ

    美しいストーリーではある。
    2022年1月8日
    ストーリー自体は儚さと切なさと人間のいやらしい部分で構成されていて、耽美でした。

    個人的に本当に残念だったのがエチシーン。

    本筋は叙情的に進んでいくのに一気に品が無くなる。このストーリーにはそぐわない感が満載です。2人の生きてきた「寒い」時間の余韻が吹っ飛びます。
    体だけの繋がりだったころは理解できるとして、せめて心が通ってからの絡みはもっとしっとりしたエチが良かったなあ…。本当にもったいない。
    BLだからか?これ編集者の提案だったとしたらセンス無いよなぁ。知らんけど。

    さらに言えばおまけのページのジルが別のキャラに。…。…誰?
    時は現代に移動。ストーリーはまだ我慢できるとして、温泉のショートストーリーは世界観をブチ壊してるよなー。
    このおまけページ要らないくらい。

    本編ストーリーだけは良かったので星は3つ。
  • プロポーズは花束を持って~きみだけのフラワーベース~【特別版】

    夢乃咲実/みずかねりょう

    サラサラサラーーーーッと。
    2022年1月7日
    ほんわかしたストーリーです。

    同性に恋してしまう葛藤は一切無し。
    主人公(受け)に特別の生い立ちの悲惨さは無し。訳あって家を出ているけど、それも深刻度は皆無。
    攻めにも何ら仄暗いところは無し。
    出てくるキャラ全員が良い人。ストーリーに唯一の波風立たせる主人公兄も結局は良い人。(そもそもそこまの波風でもない)

    花屋のアルバイトと、そこを初めて利用した客との、最初からいいムードでハピエンで終わるストーリーです。

    サラサラサラーッと読めるので、重いストーリーが苦手な人には良いかもです。
    起伏が少ない展開なので、あまり記憶に残らないかな。
    何度も繰り返し読むストーリーでもないかも。
  • 花がら摘み

    ツバ ダエキ

    辛口になります。
    2021年12月15日
    話の展開がつかみにくかったです。攻めが受けを好きなのは試し読みでも一瞬で分かりますけどね。

    唐突に場面転換する話の進ませ方です。
    絵も独特・かつ展開が分かりにくくて、ちょくちょく「?」と前のページに戻ったり。

    読み手の想像力で補完させる部分の多い漫画家さんだなと感じました。

    内容も、1巻で完結できるかな。
  • ヴァンパイア症候群(シンドローム)

    じゃのめ

    素敵なカップル。
    2021年11月27日
    作者さん買いです。
    短編でした。


    じゃのめさんの描くキャラの、小首を傾げる仕草とか、見上げる時・見下ろす時・見つめる時の目線とか、立ち姿の時の左右どちらか片方がクイと上がっている腰のライン、本当に大好きなんです。
    何気なく書き込んである手書きのセリフも可愛くていいですよね。
    今回も眼福でした笑

    ストーリーももちろん楽しみました。
    スタイリッシュなショートフィルムを観たような。読み手にその後を想像させるような。
    一旦「だろうねー」と思わせておいて、、、、みたいなストーリーでした。
    ストーリーは明るいのに、ちょっと仄暗い部分があるのも良かったです。

    続編が出たらぜひ読みたいです。
  • キス・イン・ザ・ダーク

    gooneone/唯奈/ゆさうさ

    薄味。
    ネタバレ
    2021年11月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ すごく呆気なく読了しました。
    どこで盛り上がったんだろう?と思うくらいサラッと「了」になりました。え。終わり?ってビックリしました。


    先ず。

    攻めをわざわざヤ○ザの設定にする意味があったんだろうかと思うくらいにその種のエピソードが無い。攻めの事で表現されるのは身長と声くらい。
    読んでて、これ普通に何処かの御曹司とか大きい会社の社長にしても良くないか…?みたいな、手土産持参するただのさわやかリーマンぽいキャラで終始。

    受けは生まれつきの全盲で、両親も亡くなっていて人間関係が希薄(就職はしています)という設定。えちえちの知識を共有するような友達はおらず、その手の話は小説から得たほんの少しの知識。なので、そっちには疎いピュアボーイなんですが、初めて攻めに触れられた時の口から出る言葉がまた、、、なんか、、、古風ですね。そして騒ぎすぎ。
    (ちなみに全編通して本番は有りません。)

    最後まで読んでも、2人のキャラに深みを感じませんでした。ストーリー展開も、恋愛成就するのになんの壁も無く全てサラーーーッと。
    全盲の人の暮らしぶりを良く勉強なさっているのは分かります。むしろそっちに比重を置いてるくらい(汗

    もちろん、障害を持っている方だってごくごく普通の恋愛をするでしょう。
    全盲をことさら悲劇的にすることもないし。

    でも、小説にするのだったら、もっと盛り上げられる素材の話。
    例えば無垢なピュアボーイがどうやって攻めに染めあげられていくかとかね。
    恋人になる事で裏社会に関わらせてしまう攻めの苦悩や、生活全般で攻めに介添えをしてもらわなきゃいけない事に悩む受けとか描けば、ベタではあるけれどもっとドラマティックになったかも。

    もったいないなぁ…。
  • 先生は、焦らして惑わせキスをする 期間限定の恋人ごっこ(分冊版)

    ≠35

    恋愛脳教師の話。
    ネタバレ
    2021年11月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ クーポンがあったので購入してみました。

    そのクーポンで買っておいて言うのもなんですが、ついでに漫画にこう言うのも野暮なんですが。

    もろもろあり得なさすぎ笑

    自分で恋人期間を限定しているのにえちえちにはガッツリ挑むヒーローもあり得ん。『焦らして惑わせ…』とか、いやいや、これただの上げ膳据え膳に我慢できなくなったオッさんだな。何よりすぐ流されるヒロインに呆れっぱなしでした。プライドは無いんだろうな。
    いくらタイトルになっているとは言え、ここまで恋愛脳とは。
    ヒロイン、学校には告白しに通っているようなもの。教え子に恋愛相談にのってもらうとか引くわ。
    読み進めればヒロインに共感するシーンがあるかと思いましたが、思考行動があまりに幼稚なキャラに引きまくりで読了。

    そしてなんてーの?全編通して共感性羞恥が連続するので、思わずサラーーーーと読みました。下手すぎて恥ずかしいフラッシュモブを無理に見させられているようで…。

    えちえちシーンもちっとも色っぽくなかったです。
    ヒーローももう一踏ん張りと言ったヴィジュアル。服もダサい(汗。絵柄が古い(2度目の汗。

    もう読み返さないと思います。
  • 過呼吸[フィルムコミック]

    プンパンキュ

    シチュエーションは良い。
    ネタバレ
    2021年11月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 時間的には一晩の話。
    そこにチョコチョコと学生時代がモノローグっぽく入ってます。

    ストーリーのオチは最初から予想はつくと思います。
    淡い両片思いが、再会して成就するストーリー。
    物語の深さってよりは空気感・余韻を楽しむ感じでしょうね。


    気になったのが委員長が左手の薬指に指輪しているのに彼女がいないと言っていたり、ミョンがホテル出てからじゃないと自分の指にはめられた委員長の指輪に気がつかないといったシーン。
    委員長がわざわざ同窓会で匂わせ指輪をしていた理由が弱い。
    そしてミョン。目が覚めて身支度して外に出るまでの間に自分の手を見ないなんて無理でしょ汗 サイズは?
    マッチョ設定の委員長の指輪のサイズ、細いミョンの同じ左手薬指に合わんやろ。。。
    (小姑みたいな事を言ってるな私…)
    本当か嘘か分からない、もしかしたら女性とペアかもしれない指輪が自分の指にはまってたら怖くない?

    せっかくの小道具の使い方に違和感。あり得んだろ…とスッと現実に戻されました。

    でも学生時代のエピソードはピュアな感じで良かったです。


    先にレヴューされた方も言われてますが、5〜10分も有れば読み終わります。


    オールカラーのフィルムコミックだし翻訳したものだからでしょうか、この中身のわりには高額だったかなーと。
    いいね
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  • 教室を出たら俺のモノ 単話版

    しえろ

    めちゃ溺愛
    ネタバレ
    2021年10月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 全話通して攻めの溺愛で、受けも一途で、横槍も無し・すれ違いそうになってもその場で解決でまたラブラブ。
    ノンストレスで溺愛が読みたい人向け。
    同じカップルでそれぞれ1話完結。

    5話について、攻めのプレゼントにチラホラ疑問のレヴューがありますが、学生ものの作品に良く出てくるあるあるシチュエーションです。

    他の作家さんにもありましたね。なんならDK がサクッとバイトして数日間も温泉旅行してました笑。
    (いやリアルででも、目的があって1ヶ月も頑張ってバイトすれば旅行とリングをサプライズするくらい稼げるのでは…?リングは安物って言ってるし。)

    あと、女の子達がすんなり受け入れすぎってレヴューも。

    まあ、基本的にBL はファンタジーですわ。そういう世界なんです。

    楽しまなきゃ損です。
    いいね
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  • 僕を悪い子にして

    灰田ナナコ

    安定感。
    2021年10月17日
    最悪の出会い・関係から両思いになるまでの1巻
    本当の意味で身も心も繋がる2巻
    後は攻めの溺愛の短編です。


    ぶっちゃけ展開が強引だったり、受けがどのタイミングであんな(?)攻めを好きになったのかとか、攻めが受けのバイトを禁止するくらい束縛しているのにどこから生活費が?じゃあ、なんだかんだで攻めの父親の経済力で生活してるじゃん?とか細かくツッコミどころは有りますが、それでも、それぞれトラウマを乗り越えて両思いになるまで切なかったりドキドキさせるのはさすがだなと思います。

    普段ぶっきらぼうな攻めが、受けの前でだけ赤面するとことか萌えます笑
    いいね
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  • アレキサンドライト

    山藍紫姫子

    耽美っちゃ耽美。
    2021年10月11日
    皆様が耽美だ耽美だとおっしゃるので購入。小島文美さんの表紙は確かに耽美でした。(小島さんの絵はどこか闇を感じられて良いですよね)

    一度通して読みましたが、シュリルは聖将軍の称号をもらっているわりにはそれらしい描写はほぼ無く、捕らわれてから2人の男性にそれぞれこれでもかと攻められるシーンがずっと続きます。
    シュリルの将軍っぽい描写は、せいぜい馬を乗りこなせているところくらいでしょうか。
    まあ、世襲制の将軍なので、それもしょうがないのかな?

    せめてもう少しキリッとしたところが有れば、あるいは2人の男性に求められるのも理解できるのですが、、、作中では常にビクビクしてますね。
    シュリルの顔や姿形だけに惚れてるようなとこもちょっと首を傾げたくなります。ただ『美しい』を重ねられても。うーん。

    ストックホルム症候群とリマ症候群のストーリー…?

    終わり方も、見ているのにストンと幕を下ろされたような、え、ここで終わり?みたいな。

    駄々っ子で個人的に好きになれなかったラモンの(笑)、後半の攻めのシーンを削ってでもシュリルとマキシミリアンのその後を読みたかったです。
    それくらい私はラモンが受け付けなかったです。


    S○プレイみたいなのが好きな方には刺さるかも。
  • とある書店員の恋物語

    たき猫背

    BLはファンタジーとは言え、、、、
    2021年10月10日
    一つ一つはホッコリする良いストーリーです。
    BLはファンタジーってのも承知です。

    でもなー、同じ書店で働く男性の、3人が3人とも同性と両思いを成立させていくって事に出来過ぎ感が満載。
    それと女性の同僚が腐女子なのもありきたり過ぎてイマイチ捻りがなかったというか…

    サラッと読むのには良いかな。
  • アクマと契約

    ハル

    微妙。
    2021年10月1日
    攻めの、受けを好きになったきっかけがイマイチ薄いし微妙でした。
    受けも憧れの人とは言え、同性からの押せ押せなスキンシップをなし崩しに受け入れて好きになっていきます。


    受けは演技の才能を認められていくのだけれど、サクサク・アッサリと皆んなに気に入られてとんとん拍子に売れていくし。
    いくら人気俳優のお付きでバックアップがあったとしても、都合の良い展開でした。
    なので、2人の俳優部分はストーリーの「添え物」として読む事をオススメします。

    全体的にサラッと読み終えた感じ。 2巻にしなくても良かったのでは。
    それと、キャラの描き分けがもうちょいハッキリしていても良いかな。


    と言うか、このカップルを見てると、某剣心の実写化映画のが俳優さん達がチラつくのは私だけ…?
  • αの花嫁

    岩本薫/幸村佳苗

    ザ・王道。
    2021年9月21日
    9月21日現在、最新刊まで読みました。

    さすがに絵が綺麗です。
    ストーリー自体はガチ王道ですね。

    王道すぎて心配な事が。

    アルファとの身分差を痛感し家を出て失踪するオメガ、その後妊娠に気がつくも1人で育てる覚悟をしてひっそり暮らす。
    めちゃ苦労するオメガ。
    (あるいは告白してくれた同級生に助けられるとか?)
    で、諦めずに行方を探していたアルファに見つけられ、今度こそ幸せな番になって親子3人で幸せに暮らしましたとさメデタシメデタシ、、、

    みたいな超王道な展開にならないよね?…と余計な心配をしています。
  • 黄昏アウトフォーカス

    じゃのめ

    好きだ!
    2021年9月19日
    今年一番ハマったシリーズかも。



    遅まきながら読ませていただきました。
    『今まで食わず嫌いして申し訳ありません』と作者様にお詫びしたい。

    好きだ!
    大好きだ、このストーリー!!


    失礼ながら万人受けする絵柄ではないかもしれません。(食わず嫌いの原因です本当に申し訳ない)

    でもね、読み進めたらキャラの首や腰のラインや目線、髪の毛の流れ。俯瞰して見ているような独特の構図。ハマっていきました。素敵に見えてくるから不思議。

    そして、青い春の限りある日々を、映画に恋に精一杯生きている彼らに妬ましさまで覚えます。
    こんな高校生活が送りたかったわーーーー。

    大きい波乱が起きるワケでもなく、悲惨なことが起きるワケでもないのに、彼らの日常に何故こんなに心臓をギュッとさせられるんだろう…
    どうしよう紙媒体も買っちゃおうかしら。

    表紙の絵が「ああ彼目線なのね」と、そこでまた心臓ギューーですよ。


    両思い後の主役カップルの何気ないやり取りが可愛かった。
    このカップルの続編もまた可愛いんだよなあ。。。。ズルい笑。

    何度も読み返すと思います。
  • 我慢なんておよしなさい

    くれの又秋

    眉毛。。。。
    2021年9月15日
    ほぼ攻めの目線で進むストーリーです。
    社会人の攻めが高校生の受けに手を出さないようにモダモダ我慢するストーリーで、嫌なキャラや変な障害は無いのでサラッと読めました。
    攻めはノンケですがあっさり男子高校生に一目惚れ。受けは初恋かな(ヘテロかゲイか分かる表現は無し)?
    このストーリーの中では同性愛への葛藤や嫌悪・抵抗は全く有りません。せいぜい受けが年齢差を気にする程度。それもサラッとしたもんです。

    私個人の好みにはなってしまいますが、絵柄がイマイチでした。
    なんと言えばいいか、、、なぜか古臭さを感じます。キャラ達が着ている服のせいでしょうか。生活臭がするというか。

    普通の人達による普通に始まる恋愛ものです。

    スタイリッシュ、ファッショナブルなBLが好みの人向きではないですね。


    (試し読みをしてそれは分かっていましたが、ストーリーがちょっと気になったので購入しました)

    キャラに時々眉毛がなくなるのも気になりました。

    本当に個人的嗜好の辛口レヴューでスミマセン(汗


    ストーリーは王道でした。攻めの軽い勘違いはあったけど、終始和やかムードでハピエンです。
  • ショタおに【分冊版】

    中山幸

    椿、がんばれ。
    2021年9月7日
    ストーリーは皆さんのおっしゃるように可愛いです。

    どう頑張っても埋められない年齢差や体格差。それを気にする椿の一生懸命さを愛でるショタものですね。
    その「差」ゆえのキュンと切なくなるシーンもあったりします。
    悠兄だって椿が大事なのは明らかなのですが、いかんせん椿がまだ小学生。今のところは2人のほのぼの仲良し展開が続くんだろうな。
    椿が高校生〜大人になった時の関係性を想像するのも楽しそう。笑。
    (椿は小学生ですでにスパダリがほのかに香ってきてます)



    もしかして、悠兄のあの髪型は椿のためを思ってかもしれないのですが、個人的にはどうも好きになれないんです。何ヶ月もヘアカットしてないかのような。。。。
    せめて天パ設定やハーフアップだったら良かったなあ。本当に超個人的な好みなんですけどね…。
  • 夜明けの唄

    ユノイチカ

    最高。
    2021年9月2日
    竹宮恵子さんの「イズアローン伝説」という、SF ファンタジーBL(と断言していいのだろうか)の名作があります。
    ざっくり言えば、「ハッピーエンドなんだけど肝心のカップルには直接の幸せが見られないまま…」の救済ものです。
    運命に抗ったカップルが最後は寄り添って微笑み合うオチ、、、、と勝手に期待していた私には軽いトラウマでした。総体的には希望のあるラストですけどね。

    あれのトラウマで、この話もそんなラストだったら本当に辛いわーー、、、と手を出す事に散々迷ったのですが…

    絵の耽美さ、高評価のレヴューなのでエイッと単話を一挙購入。単行本だと4話までなので(汗

    見事にハマりました。。。
    これがメインカップルが幸せになれないラストなら、ファンタジー系はもう手を出しません。

    それくらいメインカップルが可愛いし健気だし。

    幸せになってほしいな、、、、
  • ご主人さまとけだま

    小石川あお

    もー!本当にもう!!
    ネタバレ
    2021年8月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 小石川さん、健気な受けを描かせたら一番ですね。(私の中で)

    評価の高いおおかみさんからこの漫画家さんの作品を読みました。
    小石川さんの描く受けがそれはそれはいじらしくて。

    獣人ジャンルは苦手ですが小石川さんの作品だけは読めます。


    本編ほぼラストの受けのセリフ

    『今はもう
     恋心ひとつ持って
     あなたのもとに
     落ちていく』


    涙腺崩壊しましたーーーー。心臓ギュッとなりました。


    色々な感想はあると思いますが、BL はファンタジー。
    私はこのストーリーが好きですよ。

    何度読み返しても、けだまの健気さに胸を打たれるんだろうな…。
    ピュアな気持ちで読んでほしい。
  • honey

    雪代鞠絵/テクノサマタ

    健気なシオ。
    ネタバレ
    2021年8月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ シオのツンツンキャンキャンがちょっと可愛げがないのですが、ちゃんと理由があって、それが分かると一気に切なさが込み上げます。
    シオが必死で隠していた心の謎解きができてからのタカシの献身ぶりも良かったです。
    そこに行くまで、タカシもわりとシオに深入りしなかったのですが。

    そりゃあ、本来はあんな素直なんだし、嫌われていると思っていたら本当は惚れられてたなんて分かったらメロメロになるでしょう笑

    ジープの中でのやりとりがキュンキュンしました。



    ただ、ストーリーの中ではキューピッド的な良い人の役回りのアマノですが、個人的には好きになれなかった(汗
    なんと言うか、2人のかき回し方が雑…?
    それと、シオがケガしすぎ…。
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  • 獣王陛下と砂かぶりの花嫁

    小石川あお

    作者さんの受けが好みすぎる。
    2021年8月22日
    『食べないの?おおかみさん。』から続けてこちらへ。
    こちらも良かったーーー。

    個人的には受けはコチラの方がもっと健気だなぁと思いました。
    食料を調達するくだりでは切なくて切なくて。
    もう本当に良い子。

    ストーリーは、おおかみさんは独特の世界観でしたがコチラは王道ですかね。
    (だからおおかみさんが評価が高いのかも)

    作者さん、少年の成長過程を描かせたらピカイチですね。細い脚とか輪郭とか首とか華奢な肩のラインの、あの年代の本人無自覚の色気がダダ漏れです。
    ふとした仕草や表情にいちいち萌えてしまいます笑。



    少しだけ番の設定有り。

    不器用なねこちゃん陛下のジレジレ溺愛が楽しいストーリーでした。
  • 食べないの? おおかみさん。

    小石川あお

    大人のための純粋なおとぎ話。
    ネタバレ
    2021年8月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 重箱の隅をつつくような事を言えば、親(しかも次に生まれた子供だけ愛する)の食い扶持を確保するためにいっそせいせいしたと言わんばかりに簡単に我が子を生贄にするような人間社会に、なぜウルは太郎を戻そうとするのか、あんな切ない別れをしてまで人間社会に行った太郎がどうして人間の生活を捨ててウルの元に戻ったのか、、、そこら辺が曖昧かなと。
    それを言ったら野暮なのかな。

    でもしかし!

    その曖昧さが消えていくほど、とてもとても純粋な2人。美しい大人のお伽話でした。
    ウルの過保護と溺愛が本当に可愛い。一途にウルを慕う太郎もこれまた可愛い。
    大事に思うあまり手放そう、離れようと思う2人に思わずホロっときました。沁みました。


    そして絵がとにかく素敵。美しい。上手いなー、、、。
    アール・ヌーヴォー風の扉絵であったり、本編の絵もところどころ古い時代のイギリス児童書の挿絵っぽかったり。
    モフモフ狸達も良い味出してます。


    2人の住む家や暮らしぶり、食事風景・服装がガチ洋風なのに、森から離れた人間社会だと着物で茅葺き家に住んでいたり…あれは2人が別世界にいるという象徴なんでしょうね。


    何度も読み返すと思います。


    あ、エチエチは本編にはありません。
    おまけページで結ばれますがサラリとしています。
    このストーリーにはこのくらいでちょうどだと思いました。
  • 革命のα【電子限定版特典付き】

    鹿島こたる

    似て非なるもの。
    2021年8月19日
    レビューにベル○らの名前が散見されますが、私的には、確かにキャラ設定や時代背景は似ているものの、ストーリー自体は似てはいないよな、、、、という印象。
    (ちなみにベル○ら愛蔵版を持っている程度のファンです)


    あちらの2人はほぼ主従関係だったしフランスの未来を憂いて革命に身を投じていくストーリーですが、こちらは制約された時代に両思いの2人が愛をどう貫くか葛藤のストーリーです。
    革命とタイトルは謳っていますが、あくまで2人が同じ立ち位置で愛し合えるようになる革命のこと(私見)で、世直し的なものは本格的には出てきません。ラストにチラリと匂うくらい。
    革命前夜というべきか。
    この2人が世界を変える先駆けになるんだろうな的な。

    αとβは最初から甘い溺愛カップルですし、それは最後まで揺るぎません。強い意志を持ち2人で未来を勝ち取ろうとするストーリーでした。

    どんだけシモン大好きなのよ、モーリス! そして男前かよ!



    そしてこれは本当に皆さんのレビューに同意ですが、絵が本当に美しいです。細部まで緻密。眼福でした。
  • 蝶よ花よ、君よ

    熊猫

    鼻が気になる。色んな意味で。
    2021年8月15日
    熊猫さんは好きな作家さんです。
    ストーリーやカラーイラストの色の組み合わせの素晴らしさ。雰囲気が独特です。

    ただ唯一気になるのが、キャラの尖ったアゴと高すぎる鼻(たまに鉤鼻に、、、)。
    この表紙はそれが全面に出てますね。

    それ以外は、フェチの楽しいストーリーでした。
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