このレビューはネタバレを含みます▼
イケショタ→イケメンに成長したアゲハ×10歳年下の彼氏に翻弄されまくる咲良のなれそめ話、「ぼくらの一線」の続編。上巻は前作の補完的なエピソードを集めたショタアゲハメイン、下巻は前作その後で大人アゲハメイン。始まりは小学生?ギリ中学生?だったアゲハがもう二十歳に…!いやー感慨深い。傍目には年齢差があまり気にならなくなってきたけど、当人達はまだまだそうはいかない。それでも年齢差にも遠距離にも時間にも負けなかった想いは揺るがず、じっくり丁寧に絆を深めた二人の最高に幸せなハッピーエンドが見られてよかった!ただアゲハ母は、被害者なんて言葉でまとめていいものか…。母親と呼ばないでと言ったタイミングとか普通に身勝手すぎでは?少なくとも合意なしで出来た子ではなかろうに、アゲハに対して無責任で薄情だったのは間違いなく、モヤモヤしか残らなかったので星4.5。