王を統べる運命の子
」のレビュー

王を統べる運命の子

樋口美沙緒/麻々原絵里依

繰り広げられる自己陶酔劇場

ネタバレ
2022年2月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 樋口先生の著書は商業誌は原作含めコンプリート、以前は同人誌も購入していた筋金入りです。
健気不憫受けを満喫したいとき、ドップリ浸れるのですが…
たまに健気が行き過ぎ、話が通じ無さ過ぎて興醒めしてしまうことも。今回はソレでした〜。ごめんなさーい!
えーっと、モシモシ聞こえてます?(目の前で手のひらブンブン✋)ってレベルです…。
2巻まではとても面白いです!ファンタジーとしての世界観も違和感なく浸れます。

ムシシリーズでも度々その特異性故に死が近い、という設定でジレジレたまらん!気持ちにさせて頂いていたのですが、いま読み返すとスパダリ達に都合良く延命されるしあの胸キュンはなんだったのか…繰り広げられる陶酔劇場がむしろ滑稽…
今回もちょっと行き過ぎに感じしらけてしまいました。続編を待ちに待っていたので残念です。
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