雨上がりの僕らについて
」のレビュー

雨上がりの僕らについて

らくたしょうこ

幸せな未来を…(4巻読んで)

ネタバレ
2022年2月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めての作者です。絵柄が可愛い‥丁寧に心情が描かれいるので心に沁みました。奏と真城は高校時代の親友。音信不通になり6年ぶりに偶然の再会。奏は真城の事を忘れようとしていたのに‥。奏は高校の時に真城が好きだったこと、ゲイであることを告白。自分に自信がもてなくて真城から離れようとする奏の涙が切なかった。真城から唐突に好きだと言われ、信じてほしいと必死な想いに心が揺らいでしまう。不器用な2人が戸惑いながらも前に進もうとしていて心が温かくなりました。同僚の女性が、事情があったとしても奏に同性が好きなのか?と聞いたり、奏の辛い過去を知らなのに自分の都合だけを押し付けてきたのでイラッとしました。悪い人ではないし結果、奏と恋バナをするようになったけど‥モヤモヤが残ってしまう‥。真城が父親を亡くした時に心の病気になった母親を守ろうと、いろんな事を我慢しながら頑張ってきたのが心打たれました。一人じゃないことが心強い‥奏の心の声が胸に響きます。お互いの事を大切に想い合ってるからこそ、これからは不安や悩みは二人で乗り越えて幸せになってほしいです。

〈追記〉
(4巻、完結なのでしょうか…はぁ〜寂しいです)
本当に可愛い2人でした。紆余曲折あった2人だけどそれを乗り越えてきたから今、幸せがあるんだなぁ〜と現実にありそうな日常生活に考えさせられたり、温かい気持ちになり涙がでたりしました。
本当にほっこりさせていただきありがとうございます。
“ever after”では心に刺さる言葉が沢山ありました。
“未来は今の積み重ねの先にある…”
“10年後、20年後はどうなってかいるか…”
ふたりでいれば未来は幸せなんだと思います。本当にお幸せに…!
また2人に会えることを楽しみにしています。
いいねしたユーザ5人
レビューをシェアしよう!