このレビューはネタバレを含みます▼
ヒーローが25才で新鮮(笑)。暗殺者で王族の美貌のヒーロー。安定の女嫌いで理由も凄まじく悲惨。
両親と僅かに接する者たち以外から遠ざけられ子供のままの純粋さを損なわないように密かに幽閉され育てられてきた16歳のヒロイン。
将軍の娘と間違われ拐われヒーローと旅することに。
イノセントなヒロインと汚れきったヒーローとの逃避行は気づいた時には離れる事は出来ないほどの恋に。
ヒロインの母親も哀れ。狂った宗教国の女王は娘のために国を滅ぼそうとしていた！。
作者さん独特の世界観は健在で狂った貴族や王族。
ヒーロー従兄のクーデター計画はどうなったのか気になりますが、ヒロインを奪われたヒーローは捨て身で死ぬ事すら厭わずヒロインのもとに。
ヒロインの母親との対面で処刑を免れヒロインを託されるヒーロー。
いやぁー、一気に読んでしまいました。
おおむねヒーローsideで展開して行きますが胸くそな話もヒロインの健気さに救われます。
ソーニャ番外編が異例の長さなのは本編のページ数のせいでしょうか。
どんなに悲惨な過去を持っていても常にヒロインだけに思いを向けるヒーロー大好きです。
ただ、イラストが好きではありませんでした。
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