このレビューはネタバレを含みます▼
昭和世代としては、古めかしい映画館で、どこか懐かしいあの時代の空気感、臭い、哀愁漂う感じに震えました。当時のヤクザ映画のチリチリした感覚ですか。
この先生の作品、ほとんど好きです。とびきりの美男子がいるわけではないけれど、それが現実的。その辺に居そうな男達の、その辺にあまり無い男同士の恋愛模様が、いつもジワリと心に届きます。
フランス映画のような突然の「Fin」も大人仕様らしくて。いやいや、ここは大人仕様とはいかず、やっぱりどうなったか知りたい❗読み手が判断せよですか?名名で勝手に完結話しを作れですか?あー、彼は亡くなったの?生きているの?あー、この作品、私の中で永遠に残りますわ。