このレビューはネタバレを含みます▼
タイのBL小説「Manner of Death」のコミカライズ。BL小説と言ってもクライムサスペンスがベースです。1巻で原作の半分くらい進んでいます。元の小説が379ページとボリュームがあるので 詰め込みが多くてじっくり読まないとわかりにくいかもしれません。コミックスは小説に忠実に描かれています。ドラマをプライ〇でやっていたので観ましたが内容はかなり違っていました。ドラマのバンとテーンの俳優さんがやっぱりスタイルがいいからかめっちゃかっこよくて小説、ドラマ、コミックスと味わい尽くしております。ツンデレなバンがたまに見せる甘えた仕草やテーンがバンを見つめる包み込むような熱いまなざしがた、たまらんっ!最近タイのBLドラマが他にも結構放映されていますので、ぜひご覧になっていただきたいです。コミックスはこれからバンとテーンが2人でどうやって苦境を切り抜けていくかというところです。ちょっと気になったのは犯人からの手紙などでタイ語の後に日本語で訳をつけているところ。そこは日本語でよくないかなと。看板とか携帯画面やメモもそうなんで違和感が。もしお気に召したら小説がすごくいいのでそちらも読んでいただきたいです。コミックスもページ数は結構ありますが、早足なので伝わりにくいところがあるかなと思います。小説の後半にすごく好きなシーンがあるのでそれをコミックスで読むのが今から楽しみです。2次元も3次元も楽し~!あとエロはすごーくアッサリです。
2021年11月 総283ページ カバー下あり 電子版特典1p 修正=見えない構図
(追記)2巻で完結しました。補章を除くマナー オブ デス本編がコミカライズされました。小説のページ数が多くて、そのうえ話が入り込んでいるのでじっくり読まないとわかりにくいかもと思いました。小説版の言い回しそのものなのでもう少し噛み砕く必要があったかもしれません。2巻にまとめるとやはり展開が早すぎる印象を受けました。漫画で読めるのは楽しいですが、個人的には小説のほうをおすすめします。
2巻 2022年7月 総271ページ 修正=見えない構図、一部白抜き。