このレビューはネタバレを含みます▼
こっそりと娯楽小説を書いている貴族令嬢のマリエルが生き生きしててとっても可愛いです。婚約者のシメオンへの好意をハッキリと行動に出せるようになってきたのもほっこりします。シメオンの方もマリエルに自分の弱いところを見せるようになってきて、二人の関係が深まってきてるんだなと感じます。5巻から登場のシメオンの弟、アドリアンがいいキャラしてる。おバカ系だけど素直でカワイイ。5巻はシメオンに背任容疑がかけられたりとシリアスな展開なので、アドリアンの存在に癒やされます。この作品は、謎解きの要素も読みどころで、どんな真相が隠されているのか毎回ハラハラしちゃいます。