祝!電子書籍化!





2022年2月10日
山岸凉子先生の作品が電子化されるのをずっとずっと待っていたので、本当にうれしいです。あまりにも有名なジャンヌ・ダルクを山岸先生が一体どんな風に描くのか。結果は私の想像をはるかに超えるものでした。ジャンヌが最期どうなるのかは歴史上の事実として分かっているのに、6巻は読みながら嗚咽が止まらなかった。喉が痛くなるほど泣きました。これはお休みの前日に読むことをおすすめします。山岸先生の『朱雀門』の中に、「生」とは生きて生き抜いてはじめて「死」という形で完成する、という言葉があります。ジャンヌが生きていた15世紀と現代には天と地ほどの違いがありますが、命の仕組みは変わりません。私は生きている限り、この言葉の意味を考え続けると思います。

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