25時、赤坂で
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25時、赤坂で

夏野寛子

2人の世界

ネタバレ
2022年2月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1〜3巻までまるっと表題作。同性愛モノの連ドラで、羽山(攻め)と白崎(受け)が主演をつとめることから話は始まります。役作りのため、2人は体の関係に。けれどいやらしさは全くありません。羽山は売れっ子俳優、それに対して白崎は駆け出しの役者。有名な羽山を利用してのし上がろう!というような思いがあってもおかしくないのに、そんな気持ちは一切無く、白崎はとてもピュア。また、3巻まで出ていればサブキャラのカップルが誕生しがちですが、この作品では今のところ主役カップルのみです。ハラハラドキドキするような展開は無く、ゆっくりと話は進んで行きます。元々長く連載することを想定して描かれていたのかな?と思うくらい、2人の関係を丁寧に描いてらっしゃいます。今後の展開が楽しみです。
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