【単行本版】ビジネス・ライク
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【単行本版】ビジネス・ライク

ひがしづむ

なんか色々ついて行けなかった

ネタバレ
2022年2月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんだろう…細かいとこで申し訳ないんですが、頭の中で考えている時に使うふきだしが謎にフラッシュの形?になっているのがまず最初に気になりました。頭の中で強く考えた時とかならマッチするんですが、なんの気なしの場面でもフラッシュふきだしになっていることが多くてアレ?となってしまいました。そこからどうもふきだし以外にもフラッシュの多様が目についてしまって…背景の間を埋めるのに気に入ってるのかも知れませんが、そこがどうしても目に着いてしまいました。話も終盤の急ぎ足感が半端なくて置いてけぼりになりました。両思いになるまでの過程がぼんやりとしているというか…特に気になったのが嫉妬から恋に気づく場面になりそうだった攻めと絡んでた女性の存在です。一巻のラストに一言勘違いでしたで終わるのはさすがに…あれだけ大きな問題っぽい描写をしときながらふきだし一言で終わらすのはおどろきました。お母さんの存在も大きな障壁になるかと思いきや、ぼやっと解決。しかも偉い立場の人がまさかあんなダッシュで逃げるという何の捻りもない離脱の仕方で笑ってしまいました。大の大人、しかも立場上の人があんな対応するはずないのでは…。それからいきなり現れた謎のカメラマンの存在意義も謎でした。お母さんの逃走という大きな問題の中で登場させる意味あったんでしょうか?など色々と思う場面はあったのですが、はじめての単行本ということで次の作品に期待しようと思いました。
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