ろくぶんのいち ~ぼくたちの格差~
」のレビュー

ろくぶんのいち ~ぼくたちの格差~

神波アユミ

女性マンガ?分類が難しい…

ネタバレ
2022年2月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 子供の貧困がテーマの物語。難しいテーマだけど重苦しい気持ちにならないのは、百田や鳥屋達の中学生らしいおちゃらけたシーンもあるからかなと思います。助けるには同情や施しだけ与えてもダメ、では本当に解決するにはどうする?ともがく子供達に引き込まれ、自然に涙がこぼれました。解決するには自分達が何をするべきかそれぞれが気付き、動き始めたのかな?というところで終わっていて、少し心残りです。百田母にギャフンと言わせたい…。もう少し先の話を観たい気持ちもありますが、それでも2巻読み終えた後は、友達や家族を想い合う姿に心が満たされました。
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