壬生の番い
」のレビュー

壬生の番い

篁ふみ/cocoaball

幕末と現代、入れ替わりタイムスリップ

ネタバレ
2022年2月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新撰組副長、土方歳三(α)×沖田総司の末裔・総介(Ω)。男子はαしか生まれない沖田一族で唯一のΩとして生まれた総介は、抑制剤の用量を誤って、気付けば幕末の世にタイムスリップ!上下巻読了、下巻には総介の叔父の響(α)×現代にタイムスリップした総司(Ω)のスピンオフもあり。全体的に結構あっさりめ。本来総介はもっともっと大変だろうと思うし、新撰組関連は詳しくないけど思いっきり歴史がねじ曲がっていることは分かるので大丈夫か?とかも思うんだけど、もう土方さんのかっこよさに全部持っていかれた(笑)あれはずるい。深く考えずふんわりファンタジーとして読めばイケメンだらけで目が楽しいし、どちらもドラマティックで幸せなので読後感はいいです。総司の方が順応性高そう。総介も剣の腕がいいくらいの設定があってもよかったような。斎藤さんが不憫だったけど、スピンオフとかあるかなあ。
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