構成が素晴らしい





2022年2月16日
早寝電灯先生の全作品読んでるけどこれはお気に入りトップ2の一つになった。ちなみにもう一つは『君にはふれると鳴るとこがあって』。どちらも甲乙つけ難い。今作は2組の恋模様をほんの少し絡ませていて、それぞれのキャラが抱える寂しさや切なさ、それを結ぶ手紙というモチーフが巧く使われていて、なおかつ漫画の中(この作中)の漫画家が描いた漫画の存在感が圧倒的で、ほんの少しの絵と数行のあらすじ程度しか描かれていないにも関わらずもう一つ作品を読んだのと同じ充足感。いや間違いなくもう一つ読んだ。と言える。うんやっぱりこの作品が1番。

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