僕はメイクしてみることにした 分冊版
」のレビュー

僕はメイクしてみることにした 分冊版

糸井のぞ/鎌塚亮

思ってたのと違った、残念

ネタバレ
2022年2月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最近急激に増えている美容漫画。この作品はアラフォーの男性が主人公とのことでかなり期待して読みました。
まだ無料2話ですが、面白そうです。38歳にして初めて使う化粧水に感動するところとか、かわいくて応援したくなります。ただ、ちょっと引っかかるストーリーなので続きは保留です。

まず気になったのが、助っ人となる女性の性格が個人的に嫌。
初登場時、突然声をかけておいて驚いた相手にぶつかられ持っていたマスカラを落としたら「"この子"が傷付いたらどうするんですか!?」って。え…あなたが突然話しかけるから…しかもマスカラをこの子て… と引いてしまう。
からの、この新色を手に入れるのすごく大変だったんですよ!?って突然のイチャモン。いや知らんがな…。お気に入りのモノに傷がつくの嫌なのはわかりますが、ワザとぶつかった訳でもないし…そんな怒らなくても…とモヤモヤ。
次に、自分の肌タイプがわからない男性に対して「はぁ?自分のことなのにわからないの?」とこれまた嫌な感じ。今しがた洗顔料と間違えてクレイマスク手に取るような人が自分の肌タイプなんか知らんでしょーよ。
"知識がなくても大丈夫"を表現するためのセリフだとは思うのですが、性格キツくて。

と、要となる美容先生の第一印象が悪かったです。でも2話目では普通に色々教えてくれるし主人公も嬉しそうなので、まあいいか。

もう1つ思ってたのと違ったな〜と感じた点は、商品名をハッキリ出すところです。
冴えない男性が美容という無縁だった世界に足を踏み入れ輝いていく姿を読めるストーリー漫画なのかと思ったら、今まで美容に興味なかった人に、これがオススメですよ〜 こういった商品がありますよ〜 と紹介する知識漫画でした。参考にはなりますが、オススメ商品ということなら口コミから拾いたいので1冊の漫画で紹介されてもなぁ。
商品名は出さずに、お兄さんは脂性の肌質なので〜うんちゃらかんちゃら と、万人受けしやすい説明しながら進めてくれた方が嬉しかったかな。最初のロゼットとかまさに自分の肌には合わない商品だったので、なんだぁ… と残念に感じちゃいました。

こんな感じで引っかかる展開がいくつかあり、1000円出してまで読みたいと思えず2話で止まっています。男性の行き着く先には興味があるので、割引ついたら読んでみたいです。
なんならまだメイクという本題に入っていない…
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!