壬生の番い
」のレビュー

壬生の番い

篁ふみ/cocoaball

もう少し読んでいたかった

ネタバレ
2022年2月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幕末×オメガバースなお話。
沖田総司の末裔(親戚はみんなα)でΩの総介がある日、突然幕末にタイムスリップ。
見た目が沖田総司とそっくりで本人と間違えられて…?
歴史好きではないので新撰組とかもぼんやりの認識なのでそこら辺が萌えられずに残念ですが、あいかわらずの絵の美しさと設定の斬新さが良かった。
事情を知っている土方歳三(α)との関係がややあっさりと進んでしまうことと後半やや駆け足なのが残念。
2巻後半からは総介と入れ違いに現代にタイムスリップした沖田総司(Ω)と総介の叔父さん(α)カップルの話になりますが、出来れば総介×土方歳三で丸々2冊、沖田総司と叔父さんで1冊読みたかった。
あと沖田総司が軽くて、土方歳三もだけどわりとあっさり現状を受け止めて剣士をやめてしまうのが何となくもやもや。
ご都合主義でややあっさりなお話ですが、絵の良さが全てをカバーしている。
絶対にドラマCDすごくいいんだろうな、と想像出来てしまうので購入を検討中です。
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