旦那様と甘やか子守り浪漫譚
」のレビュー

旦那様と甘やか子守り浪漫譚

小中大豆/六芦かえで

240頁

ネタバレ
2022年2月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 冷酷と言われる華族×女装して子守りとして働く青年

受の環境が可哀想で、早く幸せになってくれ〜!!とページをめくる手が止まりませんでした。
物理的にも精神的にも追い詰められてる時って、藁でも縋る思いで何でもできちゃうと思うんですよね。受には守るべき弟が居たし。手紙を盗み見た時や保身を考えて嫌がるチヨをなだめた時の受をみて、頑張れ…負けるな…と応援しちゃいました。そしてイト、信じられんくらい性根が腐ってて早々に退場してくれてよかった。
冒頭から3割くらいがあまりにも嫌な人間が出すぎたので、攻が本格的に出てきたあとはほっとして読めました。
あと、甘いもの好きな攻がちょっと可愛かったです。小中先生の攻にしては正当な攻キャラでした(ヤリティンでもなく片思いをこじらせてるわけでもないクセのないキャラという意味で…)

ちびちゃん2人も可愛くて読んでてホッコリしました。ふたりの将来が楽しみだけど、血が絶えてしまう…という謎の不安(妄想)があるので2人はブロマンスでも全然問題ないなと思いました笑
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