このレビューはネタバレを含みます▼
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レビューをちょっと読んでいたので結末はなんとなくわかっていましたが私の読んできたBLの中で最も切なく超絶悲しいお話でした。これを悲劇と言わずして何という、、、
餃子の思い出が象徴的で知念より多く当たりの餃子を食べたい涼生と、当たりの餃子を自分より多く涼生に食べてもらいたい知念。愛するって知念の方だよね、、、
相手の優しさに傲慢になってしまったりはたまた臆病すぎてしまったり小さなすれ違いが長い年月を経て取り返しのつかないところまできてしまった。そして病気を発症、、、思い出はあんなにキラキラしているのになあ。タイトル通り知念と涼生の物語だなと思いました。斉藤先生の数ヶ月は知念にとって平穏をもたらしたけど奥底では思い出の中の涼生を求めていたのではないでしょうか。人生の半分一緒にいた重み。
会えずに失った涼生もまた思い出を抱きしめて生きていくのかと思うと切ない。
涼生より先生と出逢うのが早かったら。でもきっと涼生は魅力的だったんでしょうね。
是非是非オススメです！
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