うそつきと狼 【電子限定特典付き】
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うそつきと狼 【電子限定特典付き】

やまち

満喫!堪能!合掌…

ネタバレ
2022年2月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ めちゃ楽しかったぁ。最高に満足の新刊です。『溢れて零れて、我慢できない』の鷹臣スピンオフに驚きですが、すごく良かったです。『溢れて~』はおもらし系は苦手でしたが、2作目『ドラスティックfロマンス』が、『ふぐり』をこよなく愛しひたすら愛でる変態イケメンが面白かった。さすが性癖開花のスペシャリスト。
今回は『恥ずかしがり屋のち・く・び』
ある理由で嫌いな金持ち相手に詐欺まがいに荒稼ぎしてる奏。ヤクザの頭と知らずに鷹臣をカモにしようとして…
返り討ちにあって、ぐずぐずに蕩けていく奏が色っぽい。ヤクザ相手に物怖じしない口のきき方や、小さな抵抗で抗っても抗えきれない奏が可愛いくて、鷹臣が気に入るのもすごくわかる。
徐々に心を開いて、子供のように素直になる瞬間がホントに可愛い奏。氷や空きボトルで攻める鷹臣が楽しそうだ。
元々綺麗な絵の上に、描写がエロくて読み手を煽る、そそるのが上手い!肉厚感じる舌の動きや絡み付く舌がヤバい。下着の上からでもいきり立つナニの形がやらしくてドキっ。修正で隠された部分でもうっすらと見えるんですが、竿とふぐりの形がきれいに描かれているはずなんですよね…あぁ、もったいない…そして、指や竿で拡げられた秘境の入り口までもがリアルな描写で、さらに構図がいいんです。しまった身体もラインも美しい。やまち先生すげぇです。修正さえなければ…もったいない…でも合掌~。
規制緩和運動起こしたい(笑)

鷹臣を敵視してる敵対組のヤクザとのトラブルや、過労死した父親の復讐やらと問題がある中で、鷹臣が奏を大切に思っているのがすごく伝わってくる。
元よりセ◯レでも、愛人にするつもりもなく愛でる気持ちが愛しさに変わり、大切な存在になっていく様が良いのですよね~。キュンですよキュン。
鷹臣に惹かれていく奏にもニマニマしてしまいます。そりゃ、惚れてしまうよ。髪を下ろした鷹臣も良き。
ただ側に置いておくつもりもなく、奏が選ぶ道を尊重しようと考える鷹臣は最高のスパダリです。そんな鷹臣の元を離れるはずがないですよね。
復讐を断念したお人好しに優しい奏に変わって、父親の復讐を果たした鷹臣。モヤモヤしたのがスッキリ、さっぱりしました。やっぱり愛ですね。そしてやっぱりヤクザですね(笑)恋した阿久津も可愛かったな。
終始ニヤケながら読んだ一冊でした。これはきっと何度も読み返すし、鑑賞してしまうかも~。
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