このレビューはネタバレを含みます▼
人を魅了する魔性の男に、子供っぽさが残るごく普通の青年…なのですが、話は全く予想しない展開に進んでいきます。
表面上ではなく、心から人を愛するってこういうことなんだな…と胸が震える作品でした。
孤独も愛も知っていた大地だからこそ、閉ざした心に想いが通じたんだな、と思うと、どんな形でも2人が出会えて本当に良かった。
犯した罪は償っていくしかないけれど、彼の中の一端の良心が取り戻せたことが何よりも素晴らしい。
大地が選んだ人も道も困難が多くあるものだと思うので、永遠に2人の行く末を見守りたい…続編読みたい…そんな気持ちでいっぱいです。
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