このレビューはネタバレを含みます▼
賑やかな腹ペコの鬼・蓮×片田舎で一人暮らしの京。ある日行き倒れていた男を見つけて仕方なく介抱したら、その正体は精気を喰う鬼で、喰わせて(抱かせて)くれと迫られてしまう。Hでしか本当の食事ができない蓮が、元気で騒がしくて、鬼だけど恐ろしさはゼロ。寂しい一人暮らしが賑やかになって、見ているこちらもほっこりします。京にはあまりにも重いトラウマがあったけど、それも蓮相手に見事克服。よかったとは思うけど、そんな簡単に…とも思ってしまった。月日が経っていろいろ変わっていったのかもしれないけど、一生残るほどの傷だと思うし。全体的にライトなノリなので、そこだけ消化できませんでした。あと描き下ろしの「まさか」がよく分からなかった。他に蓮の父・シノの過去話あり。そっちかー!意外!子孫の件はちょっと気になるし、そこに触れるかは分からないけどスピンオフあったらいいな。