有休オメガ 三三九度
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有休オメガ 三三九度

藤峰式

星は何故5までなのか…

ネタバレ
2022年2月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最早作家さん買いの勢い(笑)
今回も非常に良かったです。エロとギャグと今回は嫁姑問題(?)に新キャラ登場で盛り沢山でした。
結婚に拘る古池君と、番なんだから結婚という定義に意義を見いだせない鈴谷さん。フワフワしたまま、お互いの結婚への価値観がズレたまま話は進んでいきます。そこへ新キャラの宗木君が加わり、『すわ当て馬か⁉』と思いきや超娘ちゃんの為に頑張ってる母でした。とにかく皆のキャラ立ちがしっかりしてますね。
鈴谷さんも古池君にメロメロ、古池君は言わずもがな。途中、過労で倒れた古池君に『忘れてもよかったのに』と呟いたシーン胸が苦しくなりました。でもここが物語の分岐点であると感じました。ここから何故、古池君が結婚に拘るのかを知り腹を括る鈴谷さん。本当に1度決めたら男らしいです。ちゃんとご両親への挨拶もして、しかもさり気なく且つ男らしく夕陽を背負ってあんな事を言うなんて…そら古池君も感極まりますよ。
前巻と大きく違うのはラブラブ度です。両思いになった状態から話が始まるので、甘めでエロは多めで濃い(笑)
それにキャラの繋がりとかも分かって嬉しかった。あーこの人はこの人と知り合いなんだ!えっ、友達⁉とか発見もあり、本当に内容が濃かったです。ページ数も多いし、甘々エロエロだし、ちゃんと笑える部分もあるしで☆5では足らぬ…
しかも話の終わりが、続きそうな感じで楽しみですね。
宗木君に良い伴侶が見つかりますように。
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