このレビューはネタバレを含みます▼
亜獣譚が大好きなので作者買い。ペンネーム変わってて気付くの遅れたけど気付けて良かった。
今回もまた濃密な世界観です。そして驚くべきキャラデザの数々。まず眼帯に笑ってしまいました…何あの三つ編み(好きです)。キメラ化ニャンコといい生体兵器といい、定期的にビックリします。何よりヒンドゥー文化の様な艶やかさのある神様が美しくて見入っちゃいました。
そんな神と形容される存在が人間の対敵として存在していて…打倒を掲げる組織に属する研究者と、愉快な怪しげ仲間たち。何故か神の眼を宿した二面性のある主人公が仲間に加わり、彼女の復讐もストーリーに乗っかります。(主人公がとても怪しい。)
どっちを向いても何なのか分かんないもので溢れていて、謎だらけの世界観で、期待で評価しちゃいました。
「目を合わせてはいけない」神とは何なんだろう?
理解を超えた存在に対する人の色んなリアクションが面白かった。もっと宗教絡めた騒動もやって欲しいなぁ。これから楽しみです。