悪の女王の軌跡
」のレビュー

悪の女王の軌跡

梶山ミカ/風見くのえ

全体的な評価は低めな様だけど…

ネタバレ
2022年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私的にはダラダラと何冊も発刊される作品に疲れてきてたので2巻完結ものはありがたい!しかも絵も素敵!!と思って購入を決めました。
読んでみて、ストーリの進み方に思うところはあれど買ってよかったと思えます。
たった2冊内に収めるためにはボリューム調整は必須で、でもこの作品は結構複雑に作り込まれた内容なのでどうしても要所要所で駆け足感があるのは仕方ないかなと。ちゃんと読んで想像すれば欠けや飛びの部分も穴埋めできる程度なので私的には問題なかったです。
これが4〜5冊に収められてたら不満だったかもですが、サクッと読めることが理想だったのでむしろ2冊のでこんなに読み応えを感じられてラッキーです。
そして内容もしっかりして良かっただけでなく、登場するキャラが王女もそれを取り巻く男性陣もとても素敵でした。
当て馬的立ち位置なダリウスが初めはチャラくて苦手でしたが、傷だらけになりながらも何とか女王を守る姿が格好良かったです。彼がリオンよりも女王を想って守って…1番活躍してたんじゃない?と思えるほど。
なので、巻数に対しての内容の濃さや作画の綺麗さをトータルしたら高評価でいいと私は思えた作品です。
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