墨と雪2
」のレビュー

墨と雪2

かわい有美子/円陣闇丸

言葉にならない

ネタバレ
2022年2月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作の墨と雪を通してから、こちらを読まれる方が尚良いです。前作は痛々しく目を瞑りたくなる場面もありましたが、今作はその救済とも言えるものでした。心身ともに深い傷を負った受けの篠口雪巳に対し、甲斐甲斐しく支え目一杯甘えさせる攻めの黒澤さんは、正に理想の攻め様でありハイスペックで大人の男。所作、話し方、纏う空気、全てにおいて完璧でゾクゾクする色気を漂わせています。本の内容も重厚で読み応えあります。又、イラストを手掛けておられる、円陣先生の描く2人が素晴らしく、この世界観をグッと押し上げています。「助けてやるって、言っただろう」もう、色々最高ですとしか言いようがありません!
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