クマとインテリ
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クマとインテリ

basso

小粋で素敵。。

ネタバレ
2022年3月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ イタリアというのが、スタイリッシュな絵柄と独特な世界観に相まって味わい深く、小洒落感と品もあり、とてもステキな短編集でした。
シリーズの読み順として「クマとインテリ」→「amato amaro」→「アルとネーリとその周辺」。
他「Gad Sfortunato(此方のみ3月17日までセール中)」。

大人の男の草臥れたスーツから、
大人気ないイタリア紳士まで、もう釘付けです。
ジェラードにまつわる三つの短編もよかったですよ〜。
台詞のないコマのひとつひとつが凄くいい。
僅か4ページで描かれた「sigaro」2コマによるキスシーンの表情と前後の会話。凄く好き。。

あくまでも私的な感想としてですが、コマから漂う香りを味わう御本と言った方がしっくりする気がしました。
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