In Between~迷わず、彷徨う者~
」のレビュー

In Between~迷わず、彷徨う者~

一樹らい/W.Ruiz

やられた!!つか傑作だ!

2022年3月4日
ぎりぎり現実にもありそうな、絶妙なバランスの上質なフィクション。最初は製薬業界批判かな…いやあ痛烈。。と思ったけど。読み進むうち、ちゃんと練られた群像劇だと解った。患者と医療の間にある製薬会社、人と人の間に在る自分、人生という時と時の狭間、In Between。なるほどねぇ。生涯ベスト10に入る読者体験だった。
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