このレビューはネタバレを含みます▼
「いつも」シリーズ第2弾。
直視できないほどの蜜月ターンからの真崎転勤話がメイン。
今回もやってくれましたねー真崎、もうめっちゃファンなのです笑。
ラブラブの恋人の海外転勤を辞令の張り紙で知る...これは結構キツイな。
半年も前から上がっていた話を2週間前に聞かされる(しかも本人からじゃない)不信感、何年も離れ離れになることへの不安感。
倫章は狼狽しまくり周りを巻き込みながら、気持ちがどんどんすれ違っていきます。
いや、松尾さんがいい子でほんとよかったよ...。
うぅ..凡人にはなかなか理解できない真崎の言動。
真崎の態度はずっと一貫していて、転勤も含め全ての行動は倫章への深い愛情に裏付けされてるんですね。
黙っていた理由も明かされ、倫章から同じだけの想いを感じたい真崎の本音が分かり、大事なことは事前に言えー!!とぶん殴りたい気持ちもどっかいっちゃました。
髭を剃らせて心の準備をさせるシーンがお気に入りです。
後半に大学時代の回想シーンで真崎視点が入り始めます。
真崎が倫章に翻弄されまくっているのが垣間見え(4作目への助走ってとこかな)、気の毒になってきちゃう...。
GJな鈴木に続き、モスラ先輩登場してきましたねー。
(2015年5月/307p)