このレビューはネタバレを含みます▼
シリーズ(1食わず嫌い→ 2我慢→ 3 extra→ 4小説: dessert)
4作目は、完結後のスピン&続編でこちらは小説版♪
とてもイイんです〜コミック版しか読んでいない方も是非に!!
冒頭の人物紹介から素敵◎
死を待つかの様に400年間過ごしていた朴念仁アンリ。
最愛の伴侶湊と出逢ってからのその驚きの変化は、吸血鬼界にも影響を与え、そのみんなの変化がこの番外編で、どのキャラも魅力的だったので、世界観の深まりをウルウルしながらとても楽しく読めました。
前半はスピンで、
・cute担当のヒナの誕生秘話とアンリとの縁◎
・不憫担当の様な篠坂編は切ない〜。タイトルから泣ける!!
七百年連れ添うユージン×篠坂編。アンリの上をいく俺様朴念仁のユージンめっ(笑)残りの数百年、篠坂が報われます様に。
・アンリの従弟エルと、湊の弟航の日常の変化も読み応えあり◎陽気なのにハードモードを選ぶ寂しげなエルが、航には素直な名コンビ!!もっと読んでいたかった。
エルには吸血鬼初の受けになっていただきたい(笑)
後半は続編で、吸血鬼御三家の継承問題をメインにアンリ×湊の愛の深まりを◎読めて良かったです〜長年孤独に拗らせていたアンリの苦悩がわかります。それにしても蕾から爆誕なんてロマンチック〜そこまでのドラマをまだまだ読みたいです。
2017年の作品なので続編は難しいのかな〜
ようやく対等になれてスタートラインに立てたところなので、読み手はある意味放置プレイのような(笑)