このレビューはネタバレを含みます▼
先に親愛なるジーンの方を読んでたけど、本作の方が出版は先・時系列はジーンよりちょいあとのお話。序盤は世間知らずなワンコが懐いてて可愛いいし、ギャグ調、一途ワンコ×落ちぶれたヤリマ〇ダンサーで絆され系かぁ、と思ってたのに!!なのに中盤からのシリアス展開でヤバいヤバい、涙が滝。よくBLにありがちな薄っぺらい表現上の『愛してる』ではなく、ほんとに芯からの『愛してる』が描かれてます。ストーリー展開も、回収していく流れも本当にお上手です!!読後クロエの“人生は何かを選んで、何かを捨てて生きていく“の台詞の意味が深くジワる。間違いなく神作です。