身ごもり婚約破棄しましたが、エリート弁護士に赤ちゃんごと愛されています
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身ごもり婚約破棄しましたが、エリート弁護士に赤ちゃんごと愛されています

砂川雨路/琴ふづき

キャラクター全員が自分勝手

ネタバレ
2022年3月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 仕事を優先したくて妊娠した彼女に距離を置き、その後、別れて育った娘が可愛くて、復縁を迫るヒーローと。
気が強くて別れると言ったり、それなのに仕事が忙しくてヒーローの手を借りたり、ヨリを戻すつもりもないと、引っ付いたり離れたりが「情緒不安定なの?」とすら思うヒロインと。
娘の許可を得ずに別れた娘の彼氏を家に入れたり、勝手に孫の世話をさせる両親と。
片想いなのに、ヒーローの娘を引き取って2人で育てますとかいう、同僚の女と。
学生の身分で、店長と結婚しようと画策するバイト君は、ヒーローを牽制したり、裏でヒーローの悪口を言うとか。
それぞれが自分勝手なので、何だか感情移入出来ず。
お話は面白いし、筆力のある作家さんだけど、キュンとはならなかったなぁ。
読み終わってみたら「これからは離婚するとか言わないようにね」と心配にはなるカップルでした。
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