このレビューはネタバレを含みます▼
読み放題で単話売りの3巻まで読んで、気になって10巻まで購入。良すぎて結局、こっちの上下巻まで買ってしまうほどハマりました。最初からこっちで買えばよかった。紙でも買おうかと検討してるほど好きです。上の巻末にある話を読むと、この話の冒頭にそもそもなんでホテルいた?という謎も解けて、買ってよかったです。
内容で言うと、最初の方にある会議室でキスするシーンがすごく好き。よく考えたらこれが初めてのキスなのかな?神谷さんが腕を回したことに驚いてる梶さんの表情とか、電話が鳴って我に帰る神谷さんの顔とか、もうほんとセリフのないところの表現がね、最高です。もうこのときから梶さんのこと好きだよね?でもゲイじゃない相手にのめり込んじゃいけないって自制してるよね。
とにかくみんな仕事できるエリート感が出ててかっこいいし、シャツの入れ具合と、袖のまくってる感じが好きです。あと、髪を上げてる時と下ろしてる時のオンオフがいい。収入もいいんだなと思わせるマンションの雰囲気とかも好き。こんな人たちが職場にいたらかなり目の保養ですね。
この年代だからこそ軽く考えられない感じとか、相手の将来への葛藤とか、そういう感じがセリフのない描写で伝わってきてじーんときました。女性行員とのやり取りを遠くから見る感じとか、子連れファミリー眺める感じとか切なすぎる。
イケメンパイロットのくだりからビールこぼして困ってる顔の梶さんもいいし、その先何が言いたかったのかもとても気になるし。何度も読み返しては毎回新たな発見があり、何回読んだことか。。もはや中毒ですね。好きなところ多すぎて書ききれない。あの丸の内っぽい感じの街並みも最高です!
この話を先に読んでから松田くんたちの話の方もどちらも購入したけど、こっちの方が個人的には好きです。両方読んだことでさらに想像が広がってそれもよかったですー。宮川次長も好き。続編お願いします。本当に。切に願います。ほかの人のレビューもかなり参考になりました。