このレビューはネタバレを含みます▼
主人公は、お市の方輿入れ前夜の浅井長政に転生したが、完全に過去の世界ではなく妖怪や魔物が生息する世界だった、という導入だが、お市の方との閨の描写にだけ力を入れていて、その他はいい加減。作者は性行為の描写をしたかっただけで設定はなんでもよかったのだろうと思う。
歴史の知識を生かして、富国強兵政策を行い、国を富ませるのならありだと思うが、単なる高校生だった主人公が先陣切って家臣の救援に向かい、敵を蹴散らすってなんなの?平和な世界に暮らす高校生が弱肉強食の世界で活躍できるとでも?