ぼくは恋をしらない
」のレビュー

ぼくは恋をしらない

崎谷はるひ/蓮川愛

作者さん買い

2022年3月21日
崎谷先生は自分がBL小説を読むきっかけになったと言って良い作家さんですので、完全に作者さん買いです。
慈英×臣シリーズのスピンオフですが、前作の照映×未紘の中に出てきた小説家、灰汁島さんのお話です。
正直灰汁島ここまでイケメンと思っておらず(笑)
一旦自分の中の灰汁島像を壊すところから始めなければならなかったので、没入するまでいつもより少々お時間がかかりましたが、最終的には納得のハピエンで気持ちよく終わりました。
元々ページ数多めの先生ですが、今回は同人誌収録の慈英×臣のお話や佐藤くん×伊吹のお話なども収録されているのでシリーズファンの方は特にしっかり楽しめます。
未読の方も、単体でもちろん楽しめると思います。
ファンとしましては、「あれ?これどこかで読んだことある」と思ったら薄い本も持ってた的なこともあるあるですが、読者さんの求めることに答えてくださるベテラン先生の懐の深さに毎回感激します。
慈英×臣の新シリーズが数年ぶりに再開されるのを待ち望みつつ先生の作品をまた再読したいと思います☆
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