手を伸ばしたら、つばさ
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手を伸ばしたら、つばさ

山田ノノノ

レビューを見る前に読み返してみて下さい!

2022年3月21日
一度目は私が力良くんだったのか?という勢いで感情を里見くんに振り回されました。冒頭から里見くんは涼しげな表情に違和感がないので、どこからどこまでがいったい何なのか混乱しながら読解して…。そんな<力良篇>みたいな一回目が終わり、もう一度最初から読み返してみると今度は<里見篇>よろしく次々と謎が解けていきました。登場人物の心情にシンクロしていく、この快感といったらないです!
そして絵がうますぎです。もともと上手すぎる作家さんですが、前作からあまり経っていないのに漫画の構成を一冊に収まるように明らかに練っていらっしゃる感じがします。作り込まれていて本当に面白いので、ぜひ読んでみて下さい!
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